【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part2 [ プリント編 ]

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前回、光造形の仕組みから前準備までを説明した記事を公開しました。

今回は、実際にプリントするためのセッティングから造形までを説明していきます。

 

前回までのあらすじ

仕組みや準備に必要なものを知りたい方はコチラの記事をチェック↓↓

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part1[ 準備編 ]

 

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 [ 準備 → プリント編 ] // HOLOT-ONE Creality

 

 

クリアランス調整

 

では早速、光造形機のステージの

クリアランス調整というところをやっていきましょう。

まずプリントする前に、セッティングというところですね。

調整しなきゃいけないところがあるのでやり方を説明していきます。

まずは電源入れましょう。

「Settings」を押します。

「Z-axis Movement」を押します。

で「Leveling」っていう ところを押してあげてください。

これがねフィルムですね。

これが水槽です。ここにレジンを入れます。

下がフィルムになってます。付属品でこれの換え(貼り換え用)が付いますね。

 

プラットフォームの付け根が一番上まで上がって、下がってきます。

その間にね ネジを緩めて、プラットフォームをセットしちゃいましょう。

動き止めたいときはこのストップボタン押して作業していきましょう。

ネジ緩めてここにネジを差し込むっていう感じですね。

ここですね。

このベースのところを差し込んで

でネジをこの切り欠きのところにスライドしていれて締めこむ。

 

これでステージがロック完了になります。

 

でステージで平行出し、

この下の部分、ステージのガラスと、プラットフォームの平行出しを

やっていかなきゃいけないんです。

 

まずねプラットフォーム両側のネジ4本をレンチでちょっと緩めてあげます。

グラグラな状態になるくらいに、左右のねじを緩めます。

説明書には「レベリング用のシートが付いてくる」って

書いてあったんですけど、付属してないみたいですね。。。

ステージのガラスを傷つけないようにA4のコピー用紙をステージに置きます。

この状態で、もう1回「Leveling」って言うところを押すと

またね、プラットフォームが動き始めます。

また上行ってから、下がってくるという感じですね。

 

はい、こんな感じで一番下まで下がったのを確認してください。

まだ、プラットフォームはグラグラな状態なんですよね。

こういう状態(紙を1枚挟んだ状態)にすることで、

プラットフォームとステージのガラスを紙一枚で綺麗に平行にすることができます。

この状態で先ほど緩めたネジを締めこんでください。

これで水平出し 完了っていう感じになります。簡単ですね。

 

「Auto homing」ってのを押してあげると

またね、こんな感じでプラットフォームが元に戻ってきて

これでクリアランス調整完了っていう感じです。

ある程度上がってきたら、さっき外した水槽的なやつを

もう一回取り付けちゃいましょう。

 

水槽は載せて両側のネジを締め込んでください。

よしっOK、あとこの中にレジンを入れればセッティング完了です。

 

じゃあいよいよ、このレジンを光造形機にセッティングして

印刷するっていうところをやっていきましょう。

まだ買ってない方はAmazonでも買えます。

まずね最初に手袋を必ずしてください。

次にメガネですね。メガネもちゃんとかけてあげてください。

で最後マスクも忘れずに!

 

レジンの蓋を開けていきましょう。中蓋がついているんです。

この中蓋を無くさないように、捨てちゃわないようにしてください。

中蓋なくして外の蓋だけ締めてて、ひっくり返したり

横にしてこのボトルを保管しておくと、レジンが漏れてしまったりで

大変なことになってしまったりするので、ここね注意してください。

 

入れる前にレジンを振ります。

じゃあ入れていきましょう。

今回はね、285ml 一番上の線のところまでこういう感じで入れてっちゃいましょ。

あとはフタをして、モデルを実際送って印刷するっていう感じですね。

やっぱり液体なんで、揺らしたりとか、

倒したりとかしても、あふれてしまうので注意してください。

 

プリントデータの作り方

3Dモデルを3Dプリンターがプリントする/印刷するための

データに変換する作業をやっていきたいと思います。

モデル読み込み/配置

まずは付属してきた、スライサーいうね

3Dプリンターの加工するデータを作るソフト。これを開いて,

まずは左上のフォルダーボタンから3Dモデルのデータを読み込んでください。

 

光造形って、結構失敗が多いんですよね。

なので失敗しないためのポイントというところもで皆さんにお伝えしていくので

参考にしてみてください。

このモデル っていうところなんですけど、

今回はCultsっていうところから無料でダウンロードできたので

それを使用しています。

HOWL’S MOVING CASTLE

結構無料で使えるモデルっていっぱいあるんです。

こういう無料で3Dモデルがダウンロードできるサイトっていうところも

過去に紹介したことがあるので気になる人はこれチェックしてください。

【無料モデル】3Dモデルを落とせるサイト おすすめ5選 + α

 

 

スライサーソフトに戻って、ちょっとねモデルが大きすぎるので小さくします。

左 の虫眼鏡の+っていうところのアイコンのところで縮尺が変えられるんで

ちょっとね60%くらいにします。

で矢印バッテンのアイコンでモデルを動かせるんですけど

今回は真ん中にしたいのでセンターってボタンを押すと

こんな感じで真ん中にいい感じにモデルを配置することができました。

でこのままでね、印刷してもいいんですけど

これだと、中身が全部で詰まった状態になっていて

材料がもったいない!

 

モデルの中空化

光造形てぶら下がってモデルがつり上がっていくっていう形で

造形していくんですよね。

中身が詰まっていると、釣り上げたときにモデルの重さに負けて

ステージからモデルが剥がれてしまって印刷失敗!

そういう風になってしまうことがすごく多いんですよね。

これくらいちっちゃい船のモデルなんかでも

中身をMAXで詰めてしまうと

プラットフォームからはがれて印刷失敗という感じになってしまいます。

 

じゃあね、どうしたらいいかというと中を空洞にしてあげればいいですね。

このHollow(中空)っていうところでシックネス1mmに設定します。

本当は1.5とか2mmくらいがいいんですけど、、、

薄い厚みを残して、壁を残して中を全部空洞にしてあげるっていう感じになります。

ところどころ穴が開いちゃってるので、ほんとはね2mmぐらいがいいんですけど

こんな感じで、中を空洞にしてあげるという感じです。

 

中空モデルの注意点

そして、空洞にした時に失敗する原因というか

注意点ってところがもう1個あるんですよね。

 

ちょっとね実験を見てもらいたいかなっていうふうに思います。

こんな感じでねコップを用意しました。

これをね 沈めてから光造形でプリントするみたいに、

上が閉じた状態で持ち上げてみると

こんな感じでね、中の液体が抜けないでそのまま持ち上がってきてしまうんですよね。

このまま最後の蓋をしてしまうと

中に液体のレジン、固まっていない材料が 閉じこもったまま

プリントが終了してしまって中身が取れなくなってしまったりします。

あと、中に入った液体の方が空気より重いので、

外に出る力が強く、中から外に押し出す力が強くて

その力によって壁が壊れてしまってプリント失敗という形になったりとかもします。

その現象を「カッピング」 っていうふうに「カップ」っていうんです。

 

これね、防ぐためには、空気穴を開けてあげれば

そこから空気が入って、液体が抜けるてくれます。

穴をあけた状態だと、上に持ち上げても中の液体がすんなり抜けてくれるので、

穴を開けて造形するっていうのが凄くね、重要かなっていう形になっています。

穴はできるだけプラットフォーム側っていうところと、

あとこの反対側、空気の入り口とレジンの出口っていうところを

作ってあげるのがいいです。

なんですけどまぁなかなか欲しい形状のところに

穴を開けたりは難しい場合もありますよね。

今回はドリルツールっていうツールを使って穴をあけてます。

 

接着面/ステージにベタッとくっついているところに穴を開けてあげると、目立たなくてGOOD。

それを2、3カ所をあけてあげれば

プラットフォームからモデルをはがしてから中に入ったレジンを取り出すことができるので

そういう感じでやってみるといいと思います。

今回は壁の厚さが1mmなので、穴のデックス/穴の深さは8mm、

中に貫通する穴を受けてあげるっていう感じにしています。

 

そして今回みたいにプラットフォームにベタッとくっつくようなモデルの場合は

プラットフォームとのくっつきがいいので

脱落っていう形で、印刷失敗するということは少ないんですけど。。

こういう感じで接着面積がすごくちっちゃい場合というのは

造形したモデルをフィルムから 一層一層、剥がす時に

剥がす力に負けてしまってモデルが取れちゃったりということがあるんですよね。

紫外線UVライトで硬化したモデルを図の水色のシートから剥がすときですね。

そういう場合は、こういう感じでサポートっていうのを立ててあげます。

このサポートもできるだけ多い方が

モデルをプラットフォーム/ステージにくっつける力が強くなるので

そこらへんは、ちょっと慣れもあるんですけど

最初は、できるだけつけて造形してあげるのがいいと思います。

あとねこういう感じで斜めにするということでもOKです。

剥離抵抗といいます。

フィルムからモデルを引きはがす力が小さくできるので

斜めにして造形/プリントするっていうのが基本になってます。

この時もやっぱり、ほとんどモデルが宙に浮いてしまっている状態なので

サポートっていうところをつけるのが必須になります。

 

スライス

じゃね、最後ですね。

3Dプリンターに送るデータに「スライス」っていう形に変換する方法、やっていきましょう。

一番左下のアイコンのボタンを押して

ここでは、積み上げる積層のピッチっていうところで

0.05という形で、いろいろ設定したりとか

焦点距離の補正であったりとか

アンチエリアスとか色々あるんですけど

最初はあんまり、いじんなくていいと思います。

慣れてきたら、いじった方がいいという場合もあるんですけど

基本はね、デフォルト/ノーマルの状態でOKなので

このままねスライスボタン押して一層一層どういう形に

形状を固めていくかというところを、計算してもらってください。

計算が終わったらね、ローカルで保存するのか

wi-fi で直で送ってしまうのかっていう選択が出てきます。

今回はね USBメモリで3Dプリンターの方にデータを送って いくので

ローカルっていうところでメモリーに保存します。

ここまでできたら、あとは3Dプリンターの電源を入れて

データを読み込んでプリントっていう形で終了になります。

お疲れ様でした。

プリント

「File」を選択します。

プリントしたいファイルを選択します。

スタートボタン押して、あとはひたすら待つだけというところになります。

スタートボタンを押すとこういう感じでね

プラットフォームがレジンのパッドの中に降りていって

プリントを開始してくれるっていう形になります。

 

イメージ的にはね、こういう感じで刷れていくっていう形になります。

で最後 追加でね、ちょっと注意点があります。

光造形のプリント中ってレジンの中ってあんまり見えなかったりするので

「ちゃんとプリントできているか不安だな」っていう感じちょっと止めてみたりとか

したくなっちゃうんですけど、そこはちょっとがまんしてください。

一時停止とかもできるだけしない方がいいです。

一時停止して、そこでちょっと高さがズレてしまったりということがよくあって

そこでプリント失敗、ちゃんとそれ以降が定着しなくなって

脱落してしまってプリント失敗になってしまったりします。

 

あと振動とかも絶対だめです。

揺らしちゃったりとかしてモデルが脱落するっていうこともあるので

光造形はスタートしたらもう放置!

信じて放置っていう感じになるので

もう見たい気持ちとか開いちゃいたい気持ちはわかるんですけど

我慢っていう感じで、皆さんやってみていただけたらいいかなって思います。

はい、というところでね今回は光造形をプリントするまでっていうところで

いろいろ説明してきました。

ちょっとでも役に立ててたら、すごく嬉しいです。

 

次回は。。

今回は、プリントまでって形だったんですけど

次回は、これを後処理っていうかたちで

洗浄と二次硬化、あとね洗浄液とかも危険性とか色々あるので

そこらへんの情報とかおすすめの洗浄液を紹介したりとか

色々ね、やっていきます。

あとは、造形失敗しちゃった時にどうやって対処すればいいのか、

そういうトラブル対策とか、

あとね塗装した後にもうひと手間加えると

よりレジンが強くなるというか、劣化に強くなるっていうとこもあるので

そこらへんの情報もお伝えしたいかなというふうに思ってます。

 

つづき↓↓

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part3 [ 洗浄準備編 ]

 

 

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part4 [ 硬化/後処理編 ]

https://kakeru-cobo.com/3dprinter_halot-one_part4/

 

前の記事↓↓

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part1[ 準備編 ]

 

https://kakeru-cobo.com/3dprinter_halot-one_part1/

 

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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