【PEI】3Dプリンターおすすめプラットフォームと性能が上がるメンテナンス方法を無料公開!

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どうも、かけるです。

皆さんも PEIプラットフォームって使っていると思うんですけど

これのメンテナンスってどうしてますか?

 

IPAとか使ってないですよね?

『PEIプラットフォームの定着が悪くなってきたらIPAで清掃しましょう』

っていう話をよく聞いたりするんですが

このIPAってかなり毒性が強い

仕事で使う場合は、半年に1回有機溶剤専門の健康診断を受けなきゃいけない

っていうくらい毒性が強い物なんです。

趣味で使う場合はそういう基準とかないので、規制とかないんですが

毒性が強いので『IPAで清掃する』っていうのは全くお勧めしません。

っていうことで今回はオススメのPEIシートの紹介と

清掃、メンテナンス方法と

性能がグンッとあがるメンテナンス兼グレードアップ方法というところを

紹介していきたいとおもいます。

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓↓

PEIプラットフォームにIPAとか使ってないよね?おすすめプラットフォームと性能が上がるメンテナンスを公開!

 

オススメのPEIプラットフォーム

まずは自分が使っているPEIプラットフォームを紹介していきます。

今まで使っているものですごいハズレって引いたことないんですけど

紹介していきたいとおもいます。

Twotrees

まずはTwotreesっていう大判のやつですね。

このプラットフォームは3段階ぐらいサイズがあって、

片方がテクスチャードでザラザラのもの。片方がつるつるという感じ。

両方使えるやつですね。

 

Pergear

でもう一個、これも珍しい大判のプラットフォームですね。

Pergearさんというところから出ています。

これもTwotreesさん同様、両面使えるんですけど、

両方ともテクスチャードでザラザラ系って感じですね。

ザラザラ系が好みの方は結構長く使えるかも。

 

FYSETC

でお次、これは片面が造形できる感じにシートが貼ってあるものですね。

ツルツル系、読み方わかんないんですけどFYSETCというところから出ています。

これも結構、仕事とかでも使っててお気に入りです。

 

Creality

最後、Creality純正の PEIシート。

Ender-3 S1のレベリングが狂って傷つけちゃったので実験用として使ってるやつです。

仕事のときには傷のない物を使っています。これめっちゃいいです。

そんな感じですね。めっちゃ全部おすすめ。

導入方法についてはコチラ↓↓↓

【超簡単】マグネット化 & PEIプラットフォーム化

 

メンテナンス方法

じゃあみんなやってると思うんですが普段のメンテナンスから紹介します。

PEIシートって手の油とかついて汚れてしまうと、定着が悪くなります。

エタノールとか消毒用のもので拭くと脱脂できていいです。

あとはパーツクリーナーですね。

こういう作業って3Dプリンターの近くとかでやると思います。

ふつうのパーツクリーナーはプラスチックに悪い影響があります。

3Dプリンターのプラスチックの部品を白く変色させちゃったり

あと『ケミカルクラック』って言って

クラック、ヒビが入っちゃったりするので要注意です。

 

次、テクスチャードの方。

こっちもエタノールで拭き取るという事でもいいです。

ただ、擦った際にティッシュとかキムワイプとかの

ケバケバが引っかかってしまうのが難点です。

個人的にはハンドソープで洗って乾燥っていうのが一番いいと思ってます。

 

性能アップのメンテナンス方法

じゃあ最後、性能アップの改造法、メンテナンス法を紹介します。

用意するのは耐水ペーパー。

400番ぐらいが最初はいいかな。

Creality純正のプラットフォームは1000番とか1500番ぐらいで磨かないと

定着力が上がり過ぎちゃうっていう感じでした。

ご自身が使っているフィラメントも影響してくると思うので

400番くらいを基準に様子を見ながら自分のベストのメンテナンス方法を探してみてください。

少量の水をつけてから、耐水ペーパーで磨くだけ。

縦方向で磨いたら、方向を変えて横方向も磨くっていう感じで

まんべんなく磨いてみてください。

撮影のために机の上でやってますが普段は洗面所でやってます。

 

ちなみにこのTwoTreesっていうPEI プラットフォーム。

片側グロスで片側テクスチャードで性能としてはいいんですが

最初からツルツルの方がちょっと定着弱め。

実際、購入したまま使ってみたら定着不良でプリント失敗しました。

ということで、サンドペーパーで磨いてあげて定着力をアップさせました!

洗って乾燥させたらこういう感じ。

磨く前と比較するとかなりマットな感じ。

見た目はちょっと悪くなりますが、定着力はかなりアップします。

みんなも試してみてね。

先ほどの定着力がイマイチで失敗したプリントも大成功!

めっちゃいい感じ。

で13時間後に出来上がったのがこれ。

反りなく完璧に造形できました。

1層目も反りなくピタッとくっついてますね。

 

自分の場合は基本的にCrealityさん以外は全部400番ぐらいで磨いています。

皆さんも400番で磨いてみて

「ちょっと定着力強すぎるなぁ」ってなったら

番手をちょっとあげるという感じで対応をしてみてください。

 

傷が入ったり、定着力が落ちてきたときも

ちゃんと磨けば復活するフィルムの方の PEIシートの方が

テクスチャードより個人的には好みだったりします。

じゃまたー

 

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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