今日はCrealityさんから新発売されたEnder-3 S1 ProがEnder-3 S1から
どんなふうに進化したのか紹介しながら
で買いなのか?っていうところ皆さん気になっていると思うので
レビューしていきたいとおもいます。
もくじ
動画で確認したい方はコチラ↓↓
【割引クーポン付】S1 vs Pro ? マジ進化! この 3Dプリンターは買いか? Ender 3 S1 Pro /Creality
まずレビューの前に組み立てタイムトライアル!
いってみましょう!
ウェブに組み立て10 分って書いてあるけど本当?
っていうところね、
前回(Ender-3 S1)はカメラの画角を変えながら組み立てたんでめっちゃ時間かかりました。
今回は2回目なので、組み立てがわかった状態かつ電動ドライバーありで….
10分6秒!組み立てめっちゃ簡単でした!
Ender-3 S1 Proもうメイン機として使ってます!
どうも、かけるです。
今日は、すげー贅沢な企画になってるんです!
前提供いただいたEnder-3 S1を自分は愛用しています。
めちゃくちゃいいプリンターで超メインで使ってるんですけど、
そのCrealityさんから今回に出たものがEnder-3 S1 Proですね。
S1から S1 Proを比較して、
実際Pro、買いなのかどうか。皆さん気になってると思うので
そこら辺でちょっとちゃんと見てレビューしていきたいかな!
これからね、S1持っている方も
もう一台欲しいなという時に
Proを買ったらいいのかS1買ったらいいのか…
まあいろいろ悩むというところもあると思います!
そんなときの参考になる情報が提供できればうれしいです。
ちょっと自分の目線でいろいろ見ていこうかなと思います。
もう完全にこいつ常設でメインで使ってます。
それくらい、いいプリンターです!
Ender-3 S1についておさらい
ちょっとね、Proのレビューに入る前に
まずS1の方。これもかなりいいプリンターなので
ざっくりどんな3Dプリンターだったか、おさらいしていきましょう。
Ender-3 S1について動画で詳しく確認したい方はコチラ↓↓
最強の Ender 3 現る!これが全てを詰め込んだ S1 vs Ender 3 Proとも比較//Creality
Enderシリーズの前のバージョンEnder-3 Proも愛用してます!
【簡単】すぐやるべき!Ender 3 & Pro 性能アップ改造 5選
Ender-3 S1のいいポイント
S1 が Pro からどう進化したのかっていうところ紹介します。
まず、デザイン性がかなりよくなってます。
前までEnder-3を購入した方だったら
必ずやるであろうっていうような改造アップグレードが
ほぼ全部組み込まれている!
まあ二郎ラーメンで言うとゼンマシみたいなのです(笑)
なんかわかりづらいかもしれないんですけど
そういうようなフルカスタムしたらこうなるよっていうのを
メーカーが作っちゃいましたという感じのプリンターになっています。
エクストルーダがボーデン式からダイレクト式になってます。
まあ細かいところは、ちょっと前回の記事を読んでみてください!
最強の Ender 3 現る!全てを詰め込んだ S1 vs Ender 3 Proとも比較
レベリングセンサーもヘッドについていて
オートでレベリングしてくれる!
静音ボードが入ったので静かです。
フィラメント検知センサーもついていて
フィラメントが印刷の途中でなくなっちゃったり、折れてしまったときに
自動で停止してくれる!
フィラメントって、湿度を吸ってしまうと
印刷の途中でポキポキ折れちゃうようになったりしますよね。
そういう時も途中で折れたりして
フィラメントの供給が途絶えたという時も
ちゃんと一時停止して、止まってくれます。
でそれに気付いた人が供給し直してあげて再スタートということもできます!
液晶パネルが大きくなって操作性も改善されてます。
高さ方向のZ軸の送りねじが
2つになってかつ、上のところがベルトで繋がったので
安定性と精度が良くなりました。
っていう感じで、前回やったS1の時もべた褒めな
めちゃくちゃいいプリンターなんですが
細かいところでね、イマイチな点というところもあります。
Ender-3 S1のイマイチなポイント
元々上の方にフィラメントのスプレーホルダーがあって
上からしかフィラメント供給できない。
あとね wi-fi 機能ついてないです。。
wi-fi でモデルデータおくれない。
と色々あるんですけど
そこらへんもね、除いても
めちゃくちゃいいプリンターになってます。
ちなみにフィラメント供給については
横から供給できるように自分は改造してるのでOK。
wi-fi というところも、自分はやってみて
Type-Cで、それにRaspberry Piとつないで
Wi-Fi経由でモデルを送ったり
操作っていうところもできることを確認しているので
Raspberry Pi のつなげ方とかも今後紹介していきます。
よかったらね。それも楽しみにお待ち頂けたらと思っています。
っていうところがね、Ender-3から
改善した点という感じになります。
じゃあね、早速おさらいはパパッと済んだと思いますので
ちょっと S1の方どういうふうに変わったのか
見ていきましょう。
Ender-3 S1 ProがEnder-3 S1から進化したポイント
じゃあ、S1からS1 Proになって変わったところ
よくなったところを重要なところからいっていきましょう。
ヘッドがフルメタル
まずはヘッド。ハウジング系がフルメタルになって
剛性がUPしました!
エクストルーダ温度MAX300℃
そしてエクストルーダーの温度が
S1は260℃が最高温度だったんですけど
それが300℃まで上げられるようになりました。
ということで材料の幅が広がって
ポリカ系とかも出しやすくなるし
ナイロンカーボンファイバーとかの
特殊なフィラメントも使えるようになりました。
そこらへんの材料を使いたいという人には
かなり嬉しい点ですね。
プラットフォーム取っ手
つぎプラットフォームまわり。
取っ手がつきました。
まあこれは操作性改善って感じかな。
あったらあったで嬉しい。
PEIビルドプレート
S1の 時に、今どきプラットフォームがPEIじゃないんかい!
って突っ込んだんですけど
今回は ちゃんとPEIになりました。
ツルツルのやつではなくて
ザラザラ系の PEIプラットフォームです。
印刷したものの、プラットフォームに密着していた面が
テクスチャーっぽくなります。
射出成形とかだとシボとかよく言うんですけど
プラスチックってツルツルだと
ちょっと ちゃっちいじゃないですか。
それをちょっと荒らして、少しだけ高級感を出すっていう感じするんですけど
そういう感じでね、結構意匠面とかにも使えそうな感じ。
かなりいいです。
自分はツルツルの PEIシートも持っているので
そこら辺使い分けながら
ちょっと印刷していこうかなというふうに思います。
ツルツルのPEIプラットフォームよりも
ザラザラの方が プラットフォームが冷めた時に
モデルがはがしやすいという感じもいいです。
タッチパネル
次、タッチパネル。
タッチ操作の反応は結構 サクサクしててストレスなく使える感じ。
かなりいいです。
操作して押した時の「ピっ」て音がちょっと大きめなので
音量が設定できるとより良かったかなというふうに思いました。
ちょっと気になったのがUI。
ユーザーインターフェイスのデザインが
ちょっとわかりづらいかな。
上のところにタブがあるんですけど、これタブって最初気づかなかった。。
よく使う「Preheat PLA」っていう
ヘッドを温めたり、冷やしたりというところで使うコマンドが
階層を深めなところにあるんですよね。
まあ慣れれば、どうってことないんですけど
最初ちょっと戸惑うかもしれない。
その点 S1の方は
かなりユーザーインターフェイスのデザインが
洗練されていたのでそっちのデザインで
タッチパネルにそのままなってくれたらベストだったなーって思いました。
今後アップデートで改善してくれたら凄く嬉しいところです。
LEDライト
で追加機能、最後かな。
上にLEDライトがつきました。
右側のボタンでオンオフできます。
ぶっちゃけ全く期待してなかったんですけど
これめっちゃいい。
印刷中とかでもスイッチをパチパチして
オンしたりオフしたりすることができます。
オンするとこういう感じ。
オフするとこういう感じ。
家の中って夜とか意外と電気つけてても意外と暗いんですよね。
で印刷中に「印刷失敗してないかなー」とか
「インフィルの状態みたいなー」とか
「細かいところを確認したいなー」という時に
この電気があるとかなりいい。
光も白っぽいというよりは、暖か味のある電球色って感じで
インテリア的にも、かなりなじむ!
これ結構自分は気に入ってます。
デザイン性
あと細かいところ。直接的な機能は
さっきのLEDで最後なんですけど
S1と比べてね、結構デザインが変わってるんですよね。
正面のカバーとか、下のトップ プレートっていうのかな
というところも板金でね。
しかもプレスで絞りっぽい加工になってたりとかして
なんか昔のバットモービルみたいな感じ(笑)
電源ボタンも右後ろ。左から右後ろにかわってます。
本当にデザインをここまで変える?
って言うくらいS1とS1 Proで違う。
追加でデザイン変わって嬉しい点。
工具箱が ちょっと大きくなりました。
比較するとこういう感じ。
上に乗ってるのがS1。
下がS1 Pro。ちょっとだけ大きくなって、かなり工具も入れやすくなって
自分としては嬉しいです。
ということで進化したS1。
個人的にもう一台買うとしたら
悩むんですけど、S1 Pro買うかな。
どっちもいいプリンターなので
皆さん気になった方を購入してはいかがでしょうか。
そういや地味なところだけど
スプールホルダーのこの軸回るようになってた。
フィラメントを横から供給できるようにする改造については
またまとめて紹介したいと思います。
じゃあまたー
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初めまして
初めての3DプリンタとしてEnder3 S1 Proを購入して使用しております。
私のマシンだけなのか、たまに電源入れて一発目のZの原点復帰時や、オートレベリング開始時のZ原点復帰動作時に、ノズルがステージにぶつかって、ウイーン!と唸ってそのままになるって言う現象を何度か経験しておりますが、kakeruさんは経験ないでしょうか?
何かおわかりであれば教えていただきたいです。
かなり負荷が掛かって唸っているので心配です。
Zが上下に動き、オートレベリングセンサが反応後にオートレベリングセンサのピンがリトラクトしてからZがいつもより下降してノズルがぶつかってしまう感じです。
コメントありがとうございます。
私もS1の方で同様のトラブルを経験しました!
自分の場合は、デュアルZ軸の左右の送りネジの位相ズレが発生していたことが原因でした。
位相がズレたことで3Dプリンタの移動したい高さと実際に動作した高さがズレることで、ノズルがステージにめり込んでしまうようでした。
電源を切った状態で、3Dプリンタ上部の左右の送りネジをつないでいるベルトを手動で回転してみて回転が渋いところがあれば、同様の原因だと思います。
自分は、デュアルZ軸の同期を外して使用していますが、ぜひメーカに問い合わせて対策を聞いてみてください!
原因と対策がわかったら、情報をシェアしてもらえると嬉しいです。
返信ありがとうございます。
kakeruさんも経験がありましたか、今の所どういう状況で起きるかまだ判断し切れておりませんが、電源入れて一発目でしか起きませんので何か制御系のバグなのかな?とも思っております。
Z軸の左右のボールネジの回転については手で回した感じでは引っ掛かりを感じるような所はありませんでしたが、基本的にZ軸は回転が重いですね。上下軸なのでブレーキが掛かってるのかな?とも思いましたが。
ちょっと色々調べてみますが、何か分かったら報告させて頂きますね。
再発していないとのことよかったです!
情報ありがとうございます。そんな事例もあるんですね。