【超簡単】マグネット化 & PEIプラットフォーム化

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3Dプリンターでいま一番お勧めなプラットフォームPEIをSermoon D1にも導入したい!

純正では出ていないけど、いいプラットフォームが見つかったので導入も含めて紹介します!

他の機種でも導入の方法は同じなので参考に試してみてください!

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓

超簡単 マグネット化 & PEIプラットフォーム化 // Sermoon D1 Creality

 

プラットフォームって?

3Dプリンターのベッド部分(印刷物ができていくプレート)の上に設置する天板って感じ。

以前、3種類のプラットフォームを比較評価する記事も書きましたので、

ご確認を!

【最良】3Dプリンターのプラットフォームおすすめ 3選

今回はイチオシのPEIプラットフォームを紹介します!

ポリエーテルイミドっていうプラスチック素材のフィルムを

板金に貼ってあるものです。

これを取り付けて印刷するとめちゃくちゃメリットがあります。

メリット①ラフト不要

ラフトっていう印刷の際の土台をつくる必要が基本的になくなります。

形状とかにもよるんですけど

直接モデルを印刷できます!

ラフトって剥がしたら捨てちゃう部分なので、

材料の節約にもなります。

 

サポート材もラフトなしでプラットフォームから直接生やすことができます!

 

メリット②モデルを剥がしやすい

板金など、しなるタイプにシートを貼っている場合はプラットフォームごと剥がして

プラットフォームをしならせてモデルを外せます。

モデルをきれいに簡単にはがすことができてめっちゃ便利です!

 

Ender3 Proだと最初からベッド部分がマグネット対応しているので

PEIプラットフォームを買ってくるだけで導入できちゃうんですけど

 

マグネット対応していない3Dプリンターをお使いの方

例えばEnder3とかSermoonD1はガラスベッド採用しているのでマグネット対応してません。

PEIプラットフォームを導入するには一工夫必要です!

っていうことでマグネット化からPEIプラットフォームを導入する方法を紹介します。

 

PEIって最初購入すると基本的には板金に貼り付けた形で届いて

マグネットもセットで届きます。

マグネットを貼れば導入できちゃいます。

PEIフィルム単体でも売ってます。

ちょっと注意点です!

自分がやっちゃった経験ですが、

PEIシートだけ買ってそのままSermoonD1のガラスベッドに貼って

コストかけずに導入しようとしました。

そうしたらモデルがプラットフォームにくっついちゃって剥がれなくなりました

PEIってめちゃくちゃ食いつきがいいので、プラットフォームをしならせないと

定着面積が広いモデルは剥がしづらいです。

スクレーパーをつかっても剥がすのが大変で怪我してしまう危険もあります。

 

ちゃんとしなる板金のプラットフォームにはりつけて導入しましょう!

ガラスベッドに貼り付けることはやめましょう。

 

PEIシートは消耗品なのでへたって来たら貼りなおしてください。

貼り方については後述します!参考に貼り付けてみましょう。

交換頻度は、自分は毎日造形しても半年に一回くらいですね。

 

SermoonD1にPEI導入!

今ついているガラスのプラットフォームを外します。

クリップ的な金具で手前2か所固定されているのでペンチなどで外します。

手前だけ回転させると簡単にプラットフォームが外せました!

クリップが残っているとPEIプラットフォームを取り付ける際に邪魔になるので

ネジとロックナットで留まっているだけなのでレンチとスパナを使って4箇所とも

外しちゃいましょう。

マグネットを準備します。

SermoonD1の純正マグネットがないので、ジャストフィットとはいきませんが

一回り大きめのマグネット板を買ってきてください。

ガラスのプラットフォームのザラザラの方を下にして

ガラスプラットフォームに沿わせるように何度もカッターで撫でてマグネットをカットします。

あまり力をかけずに繰り返し切ることがポイントです。

角を4箇所痛くないように丸くカットすればOKです。

材料は全部揃いました!

貼り付ける前にパーツクリーナーで貼り付け面をきれいにします。

このとき3Dプリンターの電源は必ずOFFになっていることを確認してください。

3Dプリンターって金属部品と樹脂部品が組み合わさってできているので

樹脂部品に優しいクリーナーを使っています。

樹脂部品に当たっても変色したりひび割れが少ない!

おすすめです。

マグネットの剝離紙を端だけ剥がして折ります。

その状態でベッドにおいて位置を合わせます。

位置が決まったら、さっき剥がした部分を押し付けて貼り付けます。

マグネットを持ち上げて剥離紙をちょっと引っ張ります。

あとは、奥からマグネットを押して貼り付けつつ

剥離紙を引きはがしていきます。空気を手前に押し出すイメージ!

中に気泡が入らないように丁寧にやればOKです。

あとはついてきたPEIプラットフォームを置けば

マグネット固定されていい感じ!

中央手前についてたタブみたいなテープは保護フィルムでもないフェイクでした(笑)

ベッドの高さがかわったのでいつも通りレベリングして、テストピースを作って完了!

PEIシートの貼り換え

シートを剥がすときはベッドを60-70℃に温めます。

温めてから剥がすと粘着力が下がった状態で剥がせるので楽です。

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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