今日は2.4万円から3Dプリンターを始める方法を一から解説していきます!
Ender-3 Proを題材に、安く買う方法から、
3Dプリンターって実際どういうものなのか、
特徴や方式を丁寧に説明していきます。
もくじ
初めに
動画で確認したい方はコチラ↓↓
激安2.2万円からの 3Dプリンター の始め方 [前編] 買い方~方式の特徴とおすすめ // Ender-3 Pro Creality
自分が、家庭用の3Dプリンターを初めて購入したのが3年前くらいなんです。
その時は、Adventurer3という3Dプリンターを購入しました。
今は1年前に購入したEnder-3 Proというプリンターを使っています。
今回は、このEnder-3 Proをメインに説明していきます!
これから3Dプリンターを始めようと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
「3Dプリンターってよくわからん!」であったり
「周りに使っている方のあんまりいない」という方も多いかと思います。
そういう方からしたら、
「どれを買っていいかわからん!」っていう感じですね。
今回は自分がずっと使っていてオススメの
Ender-3 Pro と Adventurer3 の2台の
それぞれ特徴であったり、買うときのポイントを紹介していきます。
下の動画では実際に印刷したモデルを見ながらプリントクオリティも説明しています。
激安2.2万円からの 3Dプリンター のはじめ方 組み立て – 調整 – プリント 編 // Ender-3 Pro Creality
モデリングできなくても3Dプリンターって楽しめるので
是非動画も見てみてください!
フリーでモデルをダウンロードできるサイトについてはコチラ↓↓
【無料モデル】3Dモデルを落とせるサイト おすすめ5選 + α
3Dプリンターを安く買う方法
じゃまず最初に、Ender-3を安く買う方法という感じですね。
Ender-3 Proは、結構低価格のプリンターで、世界的にユーザー数がとても多いプリンターです。
ユーザー数が多いので、プリンターを買った後に実際に使っているとき
トラブったりとか、わからないことがあった時に
ツイッターなどで 「こういうのわかんないんだけど」とつぶやくだけで
結構適格なアドバイスを世界のユーザーからもらえたりします!
ほかにもネットで検索したりとかするとだいたい、対策が出てきます!
これはかなりこころ強い!初心者としては、一人で悩んでしまうのが一番心配!
すごいオススメポイントです。
他のプリンターを購入する際にも、トラブったときに解決できるか
を検討材料にしてください!
でこれ日本の amazon で買うと
3万円ぐらいの価格帯である買うことができます。
今回は、これをより安く購入できる方法を紹介します。
まあ、日本で買うことのメリットも多いんです。
日本語でサポートを受けられる点は大きなメリットですよね。
あと正規代理店のサンステラさんで買うと、手厚いサポートがあったりします!
取扱説明書が日本語っていうのも魅力ですよね。
でも、その分値段が高い。
で今回ね、自分が購入した方法が、
中国のショッピングサイトのAliExpressというサイトで購入するという方法です。
https://ja.aliexpress.com/store/911499009?spm=a2g0o.detail.1000007.1.5e171142cFyCS4
Ender-3の公式メーカーであるCrealityのショップページから購入できます!
海外のショッピングサイトってちょっと怖いですけど、
公式のショップページなら結構安心ですよね。
このサイトから購入するメリットはズバリ値段が安い!
Ender-3 Proが、だいたいね 米ドルで189ドルで買えるんです!(2022/5現在)
現在のレートで日本円で246,801円で買うことができます。
送料が米ドルで27.37$って書いてありますね。
で今回自分は、ちょっとオプションで、見えますかね?
こういうガラスのベッドですね。
ガラスのプレート。造形物をここに印刷するプレートですね。
このオプションで付けて購入しました。
蛇足ですが、今自分はPEIプラットフォームと、ガラスプラットフォームを使い分けています。
どっちも便利で、お気に入りです。
【おすすめ】PEI プラットフォームシートを Ender3 に導入!
他にも、Wi-Fi Boxとかエンクロージャボックスみたいなオプションが付けられるんです!
オプションを付けるとちょっと高くなっちゃうんですけど、
普通に日本で買うよりも1万円くらい安く購入できます!
かなり中国で買った方がお安いっていう感じですね。
AliExpressの購入サイトに行ってみると、
さっきのガラスベッドのオプションとか
他にもたくさんオプションが選べるんですけど、
日本だとオプション付けるということができないですね。
自分が確認した範囲だとなかったです。
そういうオプションを別で購入もできるんですけど、
まぁ買うときに最初からちょっと格安で
オプションをつけて購入することができるというところも
かなりねメリットかなあと思います。
AliExpressで購入する際の注意点
でもやっぱりデメリットもあるんですよ。
自分が購入したときに感じたのが、
「英語でのメッセージのやり取りメンド…」でした!
「住所日本語で入れてたら英語で書いてくれ」って言うメッセージがきたり・・
やりとりが全部英語になるので、
ちょっと英語に苦手意識がある方だったら大変ですよね。
まあ、Google 翻訳とか使えば、問題なくやり取りできる程度のやりとりなので
大丈夫だとは思うんですけど、ハードルがあるっていう点で
デメリットかなーっていうところありますね。
もう一点、デメリットですね。
中国から船で送られてきます。この時点で、注文してから届くまでかなり時間がかかります。
あとね関税とかの審査とかもあるので
届くまでに一週間から二週間くらいかかってしまうという!
日本のAmazonで買えば、次の日とか2日後ぐらいには届くんですけど。。
すぐ欲しいという方は、
サンステラさんって言う正規代理店とか、日本の amazon で購入しちゃってください!
保証とか不具合があったときも、中国のサイトで買った場合は
英語でのやり取りが必要になります。
正規代理店さんから買ったら日本語で、やり取りするだけなので
そこもちょっとハードルが高いかな。。
なのでそこらへんの抵抗がない方はぜひ、
中国のAliExpressの公式のショップから購入してみてください。
変なところから買わないようにだけ注意してください!
そこそこ大きな買い物なので、トラブルを避けるためにも、公式から購入してください。
家庭用3Dプリンターとは
次に家庭用の3Dプリンタって
どういう方式のものがあるのかっていうところ
どういう3Dプリンターがおすすめなのかというところを
説明したいかなというふうに思います。
最初の一般知識っていう感じですね。
自分は、レーザー焼結法とかインクジェットとか光造形といった
方式のプリンターを使ったことがあるっていう経歴で
人よりも3Dプリンターに触れる機会が多かったんです。
基本的にレーザー焼結法とかインクジェット方式の3Dプリンターは
どちらかといえば、業務用っていう感じでした。
本体価格が1000万とか、そこらへんのオーダーで、かなり高価なものなんですよね。
で、他にも家庭用のプリンターとしてかなり安価な物があります。
今回紹介しているAdventurer3やEnder-3 Proもその家庭用プリンターになっています。
家庭用3Dプリンターにも2つの方式があります。
Adventurer3とEnder-3 Proはどちらも FDM という方式です。
もう一つは光造形方式っていうものになります。
光造形方式
光造形方式から説明していきますね。
【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part1[ 準備編 ]
光造形方式っていうのは
液体の薬品が入っているところに光(紫外線)をバーってあてて
局所的に光が当たったところを固めていきます。
(光造形系の挿絵 光造形(SLA)3Dプリンター完全ガイド)
どんどん固めたものを引き抜きつつ、一層一層を固めていって
3Dの形状にするっていうような形になります。
光造形の特徴としては、FDM方式よりも
かなりきめ細やかな、高精細なプリントができます。
(光造形系の挿絵 光造形(SLA)3Dプリンター完全ガイド)
なのでフィギュアを刷る方とか、
あと細かいプラモデルの部品を作ったりとか
そういう方であったらこっちの方が確実におすすめです。
だけど一応ねデメリットもあります。
この液体ですね。
薬品を使うのでモデルを取り出したりする際には、 手袋しなきゃいけない。
あと薬品を勝手に下水に流したり、流しに流したりとかできない。
薬品によっては、水道に流してもいいよ、
下水に流していいよーっていうものもあるんですけどね。
やっぱり自治体とかによって下水処理の能力が違うので
必ず問い合わせて大丈夫か確認してから、流す場合は作業してください。
あとね3Dプリントした後に、モデルをそのまま使えないです。
また別の、紫外線が放出される装置に入れて、二次硬化させる必要があります。
なので、追加で8時間とか12時間とか時間がかかるっていう感じです。
(光造形系の挿絵 光造形(SLA)3Dプリンター完全ガイド)
結構ね 扱いが煩雑な点と、完成に時間がかかる点が
デメリットかなーっていう感じですね。
まぁそのデメリットを超えるぐらい
高精細で細かい3Dプリントができるので
そういう性能が必要な人は光造形を選んでください。
やっぱり取り扱いがシビアなので
初心者の方にはあまりお勧めしないかなというような方式になってます。
FDM方式
で自分がオススメするのが、この熱溶解式という形ですね。
FDMって一般的によばれてます。
こういう線状の針金みたいになったものを
熱したヘッドって言われているところに、
ぎゅーと送っていって、そこで熱を加えて材料を溶かして、
それをソフトクリーム状にぶにゅーっとだして
で一層一層重ねて3Dデータを作っていくという形になっています。
さっきの光造形方式と比較して
普通に材料にも素手で触れるし
材料の取り扱いもとっても簡単。
ちょっと湿度とか気にしなきゃいけないので
乾燥剤とか入れた袋とかに入れておくっていう管理をするくらい。
あとは一般的使う材料として、PLA とよばれているものを使います。
その他にもね一般的に製品に使われている ABS とか
あとPETとか。みなさんがよく目にする樹脂をつかいます。
強度が必要な部品も、かなり簡単にプリントすることができちゃいます!
あとは印刷が光造形品よりもめっちゃはやい。
二次硬化とかの工程も必要ないので
刷ったらすぐに部品として組み込んで使える。
材料も 光造形よりもかなり安いです。
かなり始めやすいプリンターです。
オススメです。
Adventurer3とEnder-3の違い
ちなみにですね、このEnder-3の後ろにあるプリンターですね。
これAdventurer3というプリンターなんです。
こっちはEnder-3よりはちょっと値段が高めですね。
Ender-3は、ユニット単位くらいでバラバラで届いて、
届いてから、自分自身で組み立てなきゃいけないんです。
Adventurer3は組み立て済みで送られてくるので
箱から出したら、少し調整するだけですぐ使えちゃいます!
Adventurer3は家電みたいな感じの感覚ですね。
改造とかカスタマイズしない方、とりあえず3Dプリンターを始めたいっていう方は
Adventurer3系のプリンターをお勧めします。
逆に、Ender-3は自分の欲しい性能に合わせてカスタマイズすることができる3Dプリンターです。
【徹底比較】Adventurer3 VS Ender 3 Pro人気3Dプリンター対決
3Dプリンター部品名称の解説
それを説明する前に、ここまでもちょくちょく出ていますが、
3Dプリンターの説明でよく出てくる3Dプリンターのユニット名を簡単に説明しちゃいますね。
このへんをわかっているだけで、3Dプリンターを始めるハードルがグンッと下がります!
ちょっとねお付き合いください。
一応ね、Ender-3の方がフレーム状になっててわかりやすいので
こっちを使って説明しますね。
材料が、上に引っ掛ける形になってますね。
リールをひっかけるとこんな感じ。
ここから材料を伸ばして、熱で材料を溶かすところに
線を送り込むっていう形になってます。
下に伸びている材料はこのエクストルーダっていう機械に入っていきます。
モーターで材料をギアのようなローラーで押し出すっていう形になってます。
これがエクストルーダーですね。
そのまま、ヘッドって呼ばれてるユニットに材料がつながっていきます。
このヘッドの下面にノズルがありますね。
ここから樹脂がピョンって出てくるって感じですね。
このノズルの上にホットエンドと言われているヒーターがあります。
そこで樹脂を溶かします。この中ですね。
で軸が横にあってヘッド部分が動きます。上下方向にも、動くようになってます。
下の面の部分がベッドって呼ばれます。
このベッドの部分が前後して、さっきのヘッド部分が前後して
一層一層3Dのデータをつくっていくという感じですね。
でEnder-3 Proの場合は、このベッド部分が110℃くらいまで温まるんですよ。
なのでヒートベッドっていいます。プリンターによってここが温まるか変わりますので
購入する際にはチェックしてみてください。
普通のプリントだったら、まあ60℃くらいまでベッドを温めればOKです。
ちなみにEnder-3 Proの場合は、プリント面がマグネットで固定されていて、
このプリント品を定着する部分は消耗品なんです。
ここはビルドプレートとか、プラットフォームとか言います。
やわらかいモノで、プリントができたらこのプラットフォームごと本体から剥がして
たわませてプリント品を剥がすことで、簡単に取ることができます。
あとは説明するところとしては、ここにディスプレイがあります。
操作のノブがあるので、これをひねったり押すことでプリント設定やスタートをします。
ダイレクト式とボーデン式
FDM 方式の中でも2種類にプリンターを分けることができます。
ダイレクト式っていう方式とボーデン式っていう方式の2パターンです。
それぞれ特徴を説明していきます。
Adventurer3とEnder-3 Proは両方ともボーデン式という形なってます。
ダイレクト式
(ボーデン式、ダイレクト式の挿絵 3dprinting.com様からDirect vs Bowden extrusion)
図の右側ですね。
ダイレクト式から説明していきます。
ダイレクト式っていうのは、溶かす部分であるヘッドの上に、
樹脂を送り出すエクストレーダーというユニットが直接ついているっていう方式です。
で特徴としては、材料を送り出すところと溶けるところの間が
すごく短くてしかも直線になってるんですよね。
ということで、樹脂の押し出しの制御が得意!
ダイレクト式は細かい操作ができるという部分が最大の特徴です。
精密部品を造形したい方は、こちらのダイレクト式のプリンターを購入するといいと思います
あとね、硬い樹脂とか柔らかい樹脂ですね。
柔らかい棒をイメージしてください。
押し出していったときに、固定部分との間が長いと
クニュンって曲がっちゃいますよね。
固定部分と押し出し部分が近いことでクニュンってならないことで
ゴム状の柔らかい材料も簡単にきれいにプリントできます。
一方でデメリットとして、3Dプリンター自体が大型で高価っていう点があります。
ヘッドにエクストルーダっていうでかい部品がゴンってくっつくので
動く部分が、かなり重くなってしまうんですよね。
なので、フレームを強くしなくてはプリント精度が落ちてしまう、
ヘッド動かすためのモーターもパワーがあるものを使わなきゃいけない
という理由で、ダイレクト式プリンターはごつくて、高いです。
ボーデン式
(ボーデン式、ダイレクト式の挿絵 3dprinting.com様からDirect vs Bowden extrusion)
図の左側ですね。
一方でボーデン式、Adventurer3とかEnder-3 Proですね。
ボーデン式っていうのはヘッドと
エクストルーダ、押出機と溶かすところが別々になっています。
なのでヘッド、動く部分が軽いという特徴になっています。
かなりヘッドのモーターも小さくできるし
フレーム類も強度がダイレクト式よりも必要としないので、
全体的に小さい、コンパクトな安価なプリンターにすることができます。
さらに、モーターのパワーが小さいので、駆動音も静か!
Ender-3 Proは寝室の隣の部屋で稼働してても気にならずに眠れるくらい静かです!
デメリットとしては、使える樹脂の種類が少ないです。
ダイレクト式と比較したら、プリントの性能は良くないです、
でも、十分DIYに使えるクオリティで印刷できます!
詳しくは、こちらの動画でプリント品のクオリティを解説しています。
激安2.2万円からの 3Dプリンター のはじめ方 組み立て – 調整 – プリント 編 // Ender-3 Pro Creality
これでも綺麗に刷れるので
自分としては、これで十分かなというふうに思っています。
また次回の記事でお会いしましょう。バイバーイ。かけるでした。
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