今日は3Dプリンターのフィラメントとか、
あとねカメラの防湿対策という湿度対策系で、現時点で一番お洒落な防湿庫
っていうところを手に入れました!
こいつの電気代とかあとどれくらい湿度が下がるのかとか
色々検証して皆さんに紹介していきます。
一番おしゃれな 防湿庫! カメラ 3Dプリンター フィラメント 保管の決定版!!
もくじ
湿度対策していますか?
どうも、かけるです。
今日はね何をやっていくかっていうと
湿度・梅雨対策として導入してみた防湿庫っていうところですね
そちらをご紹介したいかなというふうに思っています。
実力とか電気代とか
容量もわかりやすく、フィラメントがどれくらい入るか実際にやってみて
皆さんにみてもらおうかなというふうに思っています。
防湿庫っていうのは基本的にカメラとか
あとね、ポテトチップスとかを湿気ないように
するために作られたものだったりします。
カメラのレンズとかも、適切に管理しないと
レンズの周りのコーティングがカビの餌になって
https://www.rakuten.ne.jp/gold/otonakukan/event/colum/reclean_column.html
温度を下げた状態の防湿庫って いうところで
保管するか、あとはね普通のタッパーみたいなものに
乾燥剤入れて保管するかっていう感じで
皆さんね保管していることが多いと思います。
タッパーで自作する最強の防湿ケースの作り方は以前紹介しました。
防湿の必要性!
防湿するということはけっこう求められたりします。
特に3Dプリンターの材料であるフィラメントですね。
溶かして、それをソフトクリームみたいにぐにゅーって出して
重ねて3Dの形状を作るっていう。熱溶解式の材料は
湿度に弱いんですよね。
湿度とかを、水を吸ってしまって
トラブルとしては糸引きが一番わかりやすいかな!
糸引きであったりとか、あとはノズルつまりとか
あと層と層を積層していくんですけど、そこの定着が弱くなって、
剥がれてしまってプリント失敗しちゃう、とかそういうトラブルが
湿度を吸うと起きるわけですよね。
特に一般的に使われている PLA というのは比較的
湿度に強い方だったりするんですけど、
PETGとかになってくると
室内にそのままの状態で一日でも置いておくと
本当にひどい状態になっちゃいます。
湿気を吸ってしまうとどうなってしまうのかは、こちらの動画で詳しく説明しています!
梅雨を乗り切れ!! 3Dプリンター の湿気対策 5選 // 予防 → フィラメント 復活まで
プリント中も乾燥ボックスに入れたり
熱で乾燥させながらプリントしなきゃいけないような
くらい湿度に弱い材料というのもあります。
あとはね、TPU(柔らかい材料)とか、木質(木っぽい木の粉が入ったフィラメント)とかも
湿気に弱いですね。
っていうところで今回は、湿度の対策をしっかりやっていきましょう。
これが湿度対策としては、決定版になるんじゃないかな!
開封!
今回はRe:CLEAN〈リクリーン〉っていうメーカーの
防湿庫を買いました。
今回、自分は3Dプリンターのフィラメントと合わせて
カメラ用として、兼用で使おうと思って購入しました!
段ボールは上面を開けて、クッション材を取り出します。
袋ごと本体を引き上げました!
マネしないでね!
本当は、底面をカットしてひっくり返すように段ボールを引き上げて開封してください!
3Dプリンターお使いの方は、かなり必須アイテムですよね。
本体以外の部品と説明書はこんな感じ。
組み立て
ほとんど組立った状態で届くので簡単ですね。
メータを土台に固定して、外周のゴムを付けて
メーターを本体に取り付けて
完成!めっちゃ簡単!
防湿の仕組み
まず最初にパパッとね
代表的な2つの防湿の仕組みを簡単に説明していきます。
今回買ったのがペルチェ式っていうものですね。
でもう一つが乾燥剤式というものになります。
それぞれメリット・デメリットあるんですよね。
ペルチェ式
ペルチェ式っていう方からやっていきましょうか。
ペルチェ式っていうのは、ペルチェ素子っていう
「電気を通すと片側があったかくなって片側が冷たくなるという素子」
があるんですよね。
熱を冷たくなる側から吸って
熱くなる側に放出するっていうような素子ですね。
それを使って、片側を冷たくして
そこに水を結露させます。
防湿庫の中ですね。
中で結露させてその水滴を外に導いていって
で外側は暖かくなっているので
そこからね水を蒸発させて中の湿度を下げるという形に なってます。
こちらは結露を使って中の湿度を下げるという形になります。
乾燥剤式
で一方、乾燥剤式っていうのは
ちょっと機械的な仕組みが入ってくるんです。
(http://www.dry-cabi.co.jp/product/drycabi.html)
箱があって、シャッターみたいなのが付いてます。
その箱の中に乾燥剤とヒーターが入ってるっていう形。
どういう仕組みでやるかっていうと
まずは、シャッターみたいなものを防湿庫の内側の方に向けて
解放して、中の湿度を乾燥剤に吸わせる
で、吸わせた後に、今度シャッターをガチャって切り替えて
内側を閉じて、外側が開くような状態にする。
湿度を吸った乾燥剤のところにヒーターがついているので
ヒーターで、熱で乾燥剤に吸着した水分を
外に蒸発させる、これを繰り返すって感じですね。
蒸発させて乾燥剤を乾燥させたら
また内側を開いて、中の湿度を吸湿する。
で、湿度を吸ったらまたシャッターを切り替えて
外側に排出するっていう感じ。
イメージ的には雑巾絞りみたいな感じ。
水を吸って、それを外に持って行って
排水のところで絞る
それを繰り返すっていう感じですね。
そういう感じで乾燥させてるのが
乾燥剤式って感じですね。
メリット・デメリット
どういうメリット・デメリットがあるかってところですね。
電気代
ペルチェ式と乾燥剤式だったら
乾燥剤式の方が
かなり消費電力が抑えられます!メリットですね。
本体価格
どちらかというと乾燥剤式の方がかなり高い、
2倍くらい?2~3倍くらいするんじゃないかな
っていうくらい高価な防湿庫になっています。
なので本体自体は乾燥剤式の方が高くて
ペルチェ式の方が安いっていう感じですね。
耐久年数
どれくらいの寿命かっていうと
ペルチェ式の方はペルチェ素子っていう部品自体、
肝となる部品が
大体10年くらいでだめになってしまうので
10年くらいで寿命がきます。
で乾燥剤式の方は、ほぼほぼ半永久的にもつみたいで(笑)
3、40年くらい前のものが
まだまだ現役で使えるってくらい
かなり長持ちするような防湿庫になっています。
なので、どちらかというと
トータル的なコストパフォーマンス的には
乾燥剤式の方がいいかなってところですね。
除湿性能
であとね、コストだけじゃなくて性能ってところなんですけど
ペルチェ式は、結露を使った湿度管理の方法なんですよね。
気温が下がりすぎると、どれだけ温度差を作っても
結露しなくなってしまう。
(https://ymd-glass.com/product-introduction/dannetu-keturo/mado/keturo-ondo)
中学の理科の授業でやった通りですね。
その影響があって、湿度25%以下程度までしか
湿度は下げられません。
限界値が決まってるっていう感じですね。
一方乾燥剤式の方は、
グレードがたくさんあって、低湿タイプとかだったら
湿度1%とか3%とかまでいけるみたいな感じで
かなり設定できる湿度の幅が広い!
まあその代わり、低湿タイプは、かなり、まあ何十万とかするんで
高価なものにはなってしまうんです。。。
より湿度を下げたい場合は
乾燥剤式の方がおすすめですね。
なので、フィラメントの場合は
できるだけ湿度を下げた方がいいので
価格とは関係なく選ぶんだったら、乾燥剤式の方が
絶対にいいっていう感じになります。
なんですけど、今回、自分はペルチェ式を選んで購入しました。
なんでかっていうと、
カメラのレンズも一緒に保管するっていう前提だったからですね。
あと、PLAとかがそこまで湿度を下げなくていいっていうところで
TPUとか木質とかは、別で保管すればいいかなって。。
本体の価格的なところもあって
こちらのペルチェ式の方を選んだっていう感じです。
で、カメラのレンズの場合は
30%~40%くらいで管理するのがいいっていうふうに言われています。
で、それ以下にしてしまうと今度、
コーティングが割れてきちゃったりとか
ひび割れたりとかしてしまうので、
あんまり下げるのもよくないっていうかたちなんですよね。
なので、自分の場合は
30%前半くらいでキープできるような形で
保管、管理ができればいいかなという形です!
今回はRe:CLEAN〈リクリーン〉っていうメーカーの
防湿庫を買いました。
デザイン性
あとは、デザイン性っていうところですね。
乾燥剤式のやつって
東洋リビングさんとかトーリ・ハンさんとか
結構大手の、有名なメーカーさんが
作ってたりとかするんですけど
なんかデザインがあんまりよくないんですよね。
でこちらのリクリーンっていう方は
かなりインテリアになじむ!
(https://www.rakuten.ne.jp/gold/otonakukan/event/colum/reclean_column.html)
外観とかもかなり気にされてたり
中の部品とか全部日本製で作られてたり
信頼性もあって、デザイン性もあってこれにしたっていう感じですね。
実際に見てもらうとわかると思うんですけど
かなりシンプルで装飾もなくて
ロゴとかも全面にバーンって入ってたりしないので
かなりインテリア性もいい。
映像系Youtuberからもおすすめ
で、あとね、一番影響されたのが
いつも、見ているカメラ系のYoutuberさんの
「けーすけ」さんが、かなりこれをお勧めしていて
「めっちゃおしゃれだよ」という形で
紹介されてたので、これ信頼できるかなーという感じで
買ったっていう感じではありますね。
参考にさせていただいた、けーすけさんの動画はコチラ↓↓
けーすけさんが買ったやつは
もうちょっとね、でかいやつで、
ノブのところ、取っ手のところもシルバーだったりとかして
またね、ワンランクおしゃれだったりするんです!
自分はね、それの1個下という感じで
80リッターぐらいのものを購入しました。
実際に性能検証してみた!
湿度調整機能+電気代
じゃあね、こういう感じでセッティングしてみました。
検証日が6月27日です。
ちょっと曇ってる感じ。雨は降ってないですね。
で気温が28℃ちょっとで、湿度が59%。
いつも使ってるTANITAの温湿度計を箱の外に設置。これが外気計です。
見やすいように、アナログ時計も一応用意しました。
で防湿庫内が、今50%ぐらいです。
はい、ここからね電源入れていくんですけど
こんな感じでね、電源のところにも
測定器をつけて消費電力も何ワットか、測れるようにしてます。
なので実際に何時間やって、どれくらいの電力消費して、
いくらぐらいかかるのかというところもね
実際測定したいかなと思ってます。
というところで電源をこれにつないでスタートです。
じゃあね、乾燥の出力は中間の「4」のところからスタートしましょう。
実験は3時からスタートして、大体2時間半後ぐらいで
湿度が下がるのが止まってきました。
組み立てた工場が
湿度50%くらいだったのかもしれないですけど
50%から始めて、大体2時間半で45%まで下がって
消費電力が2Wくらいってかんじですね。
これは1日1.3円ぐらいで
1ヶ月で39円ぐらいという感じです。
じゃねここからのノブを最大まで回して
最大出力でどうなるかっていうのをみていきました。
そうするとね、だいたい8時間ぐらいで
25%くらいまで下がりました!
25%切るぐらいですね。
23%くらいでワット数はって言うと
6W くらいっていう感じですね。
これは一日あたりで1.3円くらいで
1ヶ月で117円ぐらいという感じですね。
自分の部屋の環境下で、自分が欲しい30%くらいをキープできる設定を
探したところ、4Wくらいでキープできることがわかりました。
自分はこれくらいで
運用していこうかなというふうに思います。
つまみの設定は「6.4」くらいっていう感じですかね。
電気代としては1日2.6円で
1ヶ月でだいたい78円くらいという感じです。
これは、部屋の環境によって変わってくるかと思うので、
ぜひご自身の環境や、欲しい湿度に合わせて調整してみてください!
収納容量
フィラメント詰めていきましょう。
ちなみに各段の仕切りの板、引き出しって言うところも
下に穴が開いていて、モノの下に湿気がこもらないように
そこまでちゃんと気を使ってやられているのでかなり好印象ですね。
じゃあね、どんどん1kg のフィラメントを入れていきます。
メーカーによってスプールのサイズは、ちょっと 違うんですけど
だいたい下の段に
1㎏のフィラメントが5列ぐらいは並ぶという感じですね。
手前と奥に2ロール入れても、ちゃんと閉まるんですよね。
っていうところでね一番下。
引き出し抜いているんですけど
1 kg のフィラメントで、大体10巻分くらいはちゃんと収納できる!
自分の場合はね上の段には
カメラ系の機材をバンバン入れちゃってるんですけど(笑)
ここも引き出しの板を外して
フィラメントを収納するという形にすれば
上下合わせて、1kg のフィラメントをだいたい20巻前後ぐらいは、入るんじゃないかな。
っていう感じなので、フィラメントをたくさんお持ちの方や
カメラ、レンズいっぱい持ってて管理にお困りの方は
ぜひねこれ、買って試してみてください!
というところでね今回は
3Dプリンターのフィラメント、材料の保管のお話でした。
じゃねまた次回の記事でお会いしましょう。
バイバーイ
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