【対策必須】3Dプリンターの地震・火災対策 5選 やってなきゃやばいかも!?

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どうも、かけるです。

今日は自分が実際にやっている地震・火災対策を5選という形で紹介していきます。

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓

[21年決定版] やらなきゃヤバい!3Dプリンター の 地震 ⇒ 火災対策 5選

 

3Dプリンターと地震・火災の関係

地球に住んでいる方、特に地震大国といわれている日本にいる方は

地震に対する意識が年々高くなってきていますよね。

3日前くらいにこの辺も結構揺れたんですけど

その地震が起因になった火事なんかもよくニュースで見かけませんか?

 

3Dプリンターも火事の原因になりうる!ということでその対策というところで5選。

本編ではもっとたくさん紹介しちゃうかも。。。

 

自分の実施しているところを導入している製品も合わせて紹介して、

気をつけなきゃいけないところとか

皆さんに紹介していこうかなというふうに思っています。

 

3Dプリンターをお持ちの方は便利に自由にモノを作り上げているかと思います。

ネット上のフリーモデルや自分が作ったモデルなんでも印刷できちゃう魔法の道具ですよね。

こういう船のモデルであったりとか

この辺にもあるフシギダネのモデルであったりとか

 

色々3Dを作って楽しんだり

ちょっとしたDIYの部品を作ったり幅広く造形することができる。

めちゃくちゃ便利な工作機械だ!って感じている方も多いでしょう。

その便利な分、ちょっと危険な所もあるんですよね。

造形物が出来上がってくるヒートベッド/プラットフォーム と言われている部分は

70℃や100℃に温めることもあるし

 

樹脂を溶かすヘッドとよばれるところは200℃以上とかになってくるので

普通に紙とかが接触しちゃったりとかすると

発火するような温度域になってたりします。

 

日本ではあんまり聞かないとは思うんですけど

海外だとこれで火事になったっていう事例もいくつかあって

火事の対策は、自分や家族の命はもちろん、家庭用3Dプリンター業界の未来のためにも必須です。

 

地震で落ちてきた3Dプリンターにぶつかってけがをすることも重要が負傷ですが、

今回はプリント中の地震による火災の対策にフォーカスして説明していきます。

 

自分の経験した過去事例

自分も1回やったことがあるんですよね。。。

今の作業場ではないんですが、2,3年前に会社の業務で大型の3Dプリンターを

使用して、ボヤ騒ぎをおこしました。

 

結構でかいプリントをするので

退社する前に造形スタートをポチって退社したんです。

そのあとにプラットフォームからモデルがボンって取れちゃって

ヘッドにくっついてしまったようでした。

ついたまま、ずーっと12時間とかまわりっぱなしになってしまいました。

で次の日出社したら

なんかね「ざわざわ」してるんですよね。会社が(笑)

煙とかは出なかったんですけど

ヘッドで固まったモデルからすごい変な臭い・異臭がして

別の階の他の会社からも通報を受けた警備員さんとか来て

「なんだなんだ!」って感じでした(笑)

こんな風にちょっとしたボヤ騒ぎになったりとかもしたことがあって

ちゃんと対策をした方がいいよねって自分の中でなりました。

 

防火対策が必要な理由

3Dプリンターってプリント時間が長くなる場合もありますよね。

数時間とか プリント時間がかかったりとか

長いものだったら数十時間とか数日かかる

自分も数日回しっぱなしにしたこととかもあるんですけど

その間って結構目を離すじゃないですか。

 

こういう熱源を持ってて火事の原因になるものって

他にも一般家庭にコンロとかストーブとかこたつとかあると思います。

でも料理している時とかってやっぱり近くにいるし目が届く範囲で火を使ってたりするし

ストーブでも近くで人が起きている時間に使うと思うんですけど。

 

3Dプリンターって

かなりプリント時間が長いというところで

自分もそうなんですけど

プリント中に他の部屋で作業したりとか寝たりしますよね。

あんまりやっちゃいけないと思うんですけど

寝るし、外出もしますよね。

というこで、他の熱源以上に特殊な対策が必要なのはわかっていただけると思います。

 

では、さっそく対策を紹介していきましょう!

 

第5位 基本の確認(環境とトラブル品を確認しよう)

基本っていうところですね。

基本というところで、熱を発生する3Dプリンターの近くには

熱で発火するようなもの、火がついてしまうようなものは置かないようにしましょう。

3Dプリンター自体やその周りの環境を整えていきましょう!

 

防火カーテン

カーテンとかも注意です。

自分はスタンディング デスク使っていて

その奥にカーテンがしっかり入っているので

風とかでたなびいて

3Dプリンターにかかってしまうってことはないようになってます。

あとね防火用のカーテンを使うことも重要です。

3Dプリンターの周りに紙とか本とかを積んで崩れやすいような状態にしておくと

地震が来た時に崩れてしまいます。

その紙が、熱されたプラットフォームとかヘッドの上に乗った状態になると、

紙って200℃くらいで発火してしまう、火がついてしまうので

簡単に火災につながってしまいます。

 

エンクロージャー

そういう危険を考えると、やっぱりEnder3のような裸のプリンターよりも

エンクロージャーっていう箱状のものが安心です!

SermoonD1とかがそうですね。

モノが倒れてきたりとか簡単に中に混入しない、触れないっていうのが

一番好ましいかなというふうに思います。

 

自分の機種のトラブル調査

あとは、自分が使っている3Dプリンターの機種が

発火とかボヤとかといった不具合が報告されてないよね

ということもチェックすることも大切です!

 

そういう情報って海外報告されていることが多いので

普通に「機種名(例えばEnder3)␣ fire」とかそういう感じで

検索するとブログとか出てくるので一読してみてください。

 

Ender3の場合も、一応あるっちゃあるんですよね(笑)

ヒートベッド/プラットフォームに入っているヒーター用のコネクターという部品が

Crealityさんの正規品じゃなくてコピー品が使われてた時期がありました。

 

コピー品だと結構ボヤの騒ぎがあったようなんです。

その部分が焦げて火種になるような不具合があった時期もあるので

ぜひチェックしてください。

 

他の機種をお使いの方も、自身のプリンターの過去トラブルを確認して

対策を考えるのも大切ですね。

3Dプリンター自体やその周りの環境を整えていきましょう!

 

第4位 地震対策

じゃあね、次もサラッといきましょう。

これはね一瞬ですね。

 

耐震ジェル

3Dプリンターの脚の部分ですね。

3Dプリンターって机とかに設置している方もおおいと思うんですけど、

地震が起きると、簡単に滑って落ちてしまったりします。

耐震ジェルを底面に4箇所くらい貼ることをお勧めします。

 

地震が起きた時にプリント中の3Dプリンターが滑り落ちて

紙とか布とかの可燃物に接触しないように

というところを対策にしています。

これも基本っていう感じですね。

 

また、耐震ジェルを敷いておくと地震対策以外にも

3Dプリンターの稼働時の振動音にお悩みの方も解決できます。

このジェルを敷いておくと振動が机とかに伝わって起きる、机の鳴り対策ができます。

 

第3位 遠隔で監視&停止

第三位、いよいよという感じですね。

ネットワークカメラ

ネットワークカメラをちゃんと設置しましょう

このEnder3の場合はカメラついてないんですけど

機種によってはもともと内蔵してたりしますよね。(Adventurer3とか)

そういう場合はそれでもいいですけど、ついてない場合はね

ネットワークカメラを準備することをお勧めします。

詳しくは結構前に出したSwitchBotの回をみてみてください。

導入の仕方や設定方法についても詳しく解説しています。

やってないはヤバイ!簡単に Switchbot でできる火事対策 & 遠隔監視 & 電源操作

 

こういうカメラを使って

「モデルがちゃんと印刷がうまくいってるのか」

「失敗しているのか」というところが

遠隔で外出先とかでも見れる状態

ちゃんと作りましょうよっていう感じになってます。

 

スマートプラグ

モデルがはがれたり、ヘッドに樹脂がくっついて団子になってたりっていう状態が

簡単にわかるので、外部から確認して

スマートプラグで電源を落とせるようにすることをお勧めします。

 

他の会社でも同じようなネットワークにつながるスマートプラグがあるので、

検討してみてください。

外出先でも不具合があったら止められる状態をちゃんと作りましょうよというところが

3番目の対策になっています。

 

SwitchBot

ちなみにカメラとプラグっていうところも

SwitchBotで統一すると一つのアプリとかで色々な設定と

シンプルに簡単に設定できるので、結構オススメになっています。

 

他社製のネットワークカメラも以前使ってたんです。

これはネットワークカメラ、専用のアプリっていう感じで

スマートプラグとそれぞれアプリとかは分かれてしまうんけど

カメラが首振り機能もあって気に入っていました。

何台も(3Dプリンターを)このカメラで監視したよーっていう場合は

これを透明なところに置いておいて

首振りで複数台、全部チェックしようっていう感じで

組むのもいい方法だとおもいます。

 

そこらへんを皆さんにあった状態で

監視体制と不具合が起きた時に電源切れる状況というところを

作って頂けたらすごくいいかなというふうに思います。

 

第2位 温度検知&自動停止

第二位ってところで

自分はSwitchBotでまとめて管理できるようにしています。

 

スマート温度計

ちゃんと温度計をプリンターの上につけてあります

SwitchBotじゃなくてもOKなんですけど、

SwitchBotでやるとかなり楽に設定とかもいろいろいじれるのでオススメしてます。

これでリアルタイムに温度と湿度を監視しています。

3Dプリンターでトラブルがあって熱が発生しちゃった場合に

あったかい空気って下から上に上がってくるので

上のところでちゃんと測定していればOK。

 

この温度計で50℃以上を検知したら、さっきのプラグで

自動でシャットダウンするシステムを作ることができます。

自動監視+自動シャットダウンこれが第二位です。

 

ヘッドに紙とかが飛んできてしまって

発火したっていう場合も、ちゃんとまずは電源を切ることで

熱が加わる状態をまず遮断することができます。

 

第1位 自動消火

はいじゃあね、いろいろねカメラとかプラグとか

温度計とかを紹介してきたんですけど、いよいよ第一位っていう感じですね。

消火ボール

第一位はっていうと、消火ボールになってます。

自分は、プリンターの裏に設置してます。

こういうボールになってます。

これ初めて見る方も結構いらっしゃると思うんですけど

手に持つとこれくらいのサイズ。

 

こういう感じで台もついてくるので台に乗せて3Dプリンターの後ろ側に

設置しているという感じになっています。

大きさ的にはソフトボールとかりんごぐらい

重さもりんごぐらいの重さっていう感じですね。

直径が10.5cmで重さが400gぐらいという感じになってます。

さっき計りで計ったら410gぐらいだったんで

だいたいそれくらいの重さっていう感じですね。

 

これがどういうものかというと

この中に消火剤と起爆剤が入ってます。

起爆剤っていうとやばい気がするんですけど

爆発するようなちょっとした火薬が入っています。

安全性というところも、日本でもちゃんと認可が通っているので

大丈夫だと思います。

中の火薬の周りに導火線っていうのが巻き付けられてます。

ボールに炎が当たったら導火線に炎がついて

爆発して消火剤をばらまくっていう感じになっています。

今回購入したのが、「小」っていうサイズなんですけど、

直径2メートルっていう結構広範囲に消火剤をばらまくことができます。

このボール信頼性も高くて、いろんな国の機関であったりとか

サーバールームであったりとかいろんな有名な企業とかにも

採用されているらしいです。

意外と知らない方も結構いらっしゃったと思うんですけど

かなりおすすめのものになっています。

 

炎が上がってこのボールに接触すると自動で起爆して

消火剤をばらまくっていう形になっているので

ポンて置いとくだけでもいいです。

天井とかにぶら下げて設置しておくとかでも

かなり手軽に自動消火のシステムとして役に立つので

かなり3Dプリンターと相性がいいと思っています。

消火のシステムとしては

消火剤をばらまくっていうのはもちろんですが、

爆発によって、空気を外側においやって酸素濃度を下げます。

ものが燃えるためには「燃えるもの」と「酸素」が必要なので

酸素をなくすっていう形で炎の勢いをなくします。

 

あとね、爆発するので音するんです。

爆音がすることで、注意をひいて、火災の発見を早めます。

これ爆発するときに130dbくらいの音がします。

どれくらいかっていうとジェットエンジンくらいの音です。

そういう爆音がなるっていうところも

3Dプリンターにぴったりだなぁと思っています。

こういう風に3Dプリンターの近くに置いたりとか

上に設置するだけで、炎が上がったりとかした時に

爆発してちゃんと消火してくれる。

 

消火剤がばらまかれるので、掃除とか大変だと思うんですけど

やっぱり他の家とかに迷惑かけたりとか

あと部屋のものが焼けてしまうよりは、かなりいいと思います。

あとね人の命にも関わるので

それくらい全然いいでしょというところですね。

 

他の部屋で寝てたりとかしても爆音がなって起きることができて

避難や通報、消火活動など対応ができるっていうところで

かなりいいかなというふうに思っています。

気になるところが値段だと思うんですよね

値段がこれ1個で9,900円ぐらいします。

 

いきなり9,900円は、「えっ。。。」てなりますよね(笑)

自分もちょっとためらっていて、最近まで買ってなかったんですけど

この間の地震とか、地震によって引き起こされた火事とかもあったので

買おうかなと決心できました。

 

値段9,900円っていっても、これ5年間もつんですよ。

割ってみると意外とアリかなっていうくらいの値段なんですよね。

一ヶ月でいうと165円くらいなんですよ。

なので1ヶ月165円で安心が買えるんだったら全然アリかなって思うんですよね。

 

あとね、これ設置しておけば、家の他のところで火事が起きた時ですね。

キッチンとかストーブであったりとかっていう時も

これをポーンて炎に向かって投げるだけで爆発して消火できる!

消火器とかよりもかなり手軽というか扱いやすい。

消火器って自分も使ったことがなくて、緊急時にちゃんとできるか不安ですが、

それに比べて、これを投げ込むだけ or 転がしこむだけで

簡単に消火剤をばらまいて消火してくれるというのもいいところですね。

 

皆さんも、3Dプリンターだけじゃなくて

普通に家の火事対策という感じで

導入してみるといいんじゃないかなというふうに思います。

 

最後にちょっとだけ補足

消火ボールってamazonとかで検索すると

左側の消える魔球とかかなり安い価格のボールが出てくるけど

これは中に火薬が入ってなくて、これを投げて衝撃で外側の殻が破けると

中から液体の消火剤が出てくるっていうタイプで

自動消火をできないので、これはあまりお勧めしないかな。

 

右側のAFOっていう製品も出てくるんですけど

これはちゃんと同じように爆発するみたいなんですけど

企業というかメーカーの情報が出てこなかったので

自分としては信頼性というところで

ELIDE FIRE BALLっていう正規品を買うのが、一番いいかなというふうに思っています。

 

っていうところで今回は地震対策+火災対策ってことでいろいろ紹介できました。

3Dプリンターは特に熱が発生するものなので

火事とか結構いろいろ起きてます。

そこら辺の対策を皆さんちゃんとやってますか?

そしてこれを見た方は

必ずちゃんとやってくださいね。

 

このブログでは他にも

モデリングであったりとかDIYとか色々紹介しているので

よかったら、この他の記事も見ていただけるとすごく嬉しいです。

というところ今回は

ここまでで終わりにしていこうと思います。

また次回の記事でお会いしましょう。バイバーイ

 

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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