【光造形】高弾性ラバーレジンを徹底レビュー!ゴムっぽい部品が作れるやつの実力は?

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どうも、かけるです。

今日はこのSK本舗さんの高弾性ラバーレジンを徹底レビューしちゃいます。

購入はコチラ↓↓↓

SK高弾性ラバーレジン

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓↓

【品質? 精度? 耐久性?】高弾性ラバーレジン ゴムっぽい部品が作れるやつの実力は?? // SK本舗

 

はじめに

めちゃくちゃゴムっぽい部品が仕上がるこのレジン。

いろいろプリントしてみたので

使ってみて感じた特徴印刷の条件の話。

あと気になる印刷のクオリティ精度の話をメインにやっていきたいと思います。

 

これで作ったタイヤを履いたバトルラジコン的なやつで

結構ガチでバトルしたので耐久性の評価ってところもチェックしちゃいます。

実際の動画はコチラ↓↓↓

作ったロボでガチ風船バトルしてみたら…まさかすぎたwww!// えふていーさんコラボ

 

まずは、見た目

ボトルはこんな感じ。(右)

同じSK本舗さんの水洗いレジン(左)と比べるとちょっと変わった形。

プラスチックのボトルになってます。

このラバーレジン、口のところを見てみると口が広めになってる。

レジン自体のとろみが強いからですかね。

液が戻しやすくていい感じになってます。

 

じゃあ印刷してこう!

レジンをトレイにダバーっと出します。すごいとろみですね。

これ最初びっくりしちゃった。

スプーンとかでかき混ぜるとこういう感じ。

なんだろうちょっとゆるめの黒蜜?蜂蜜?っていう感じ。

 

じゃあテストモデル印刷完了!

二次硬化していくよ。

水中二次硬化を推奨されてます。

普通の二次硬化だと表面のベタベタがあんまり取れなかったんで

本当に水中二次硬化で姿勢を変えながらやることをおすすめします。

2、30分ぐらい二次硬化しました。

完全にベタベタがなくなるわけではないですけど、いい感じになりました。

SK高弾性ラバーレジン

 

高弾性ラバーレジンの特徴

でお次、特徴としてサポートっていうところも見てもらおうかな。

二次硬化させるとこんな感じで、サポートがふにょふにょの白滝みたいになる。

ニッパーで切り取るよりも、手でむしると意外と綺麗に取れる。

仕上げにニッパーで丁寧に切りそろえてあげてください。

サポート痕が結構目立つので、サポートをつける部分を考えて

設計&設定をした方がいいと思います。

造形した本体もサポート材もなんか可愛い(笑)

 

SK高弾性ラバーレジン

絶対必須!スライサーChitubox

じゃあ印刷条件も紹介していきます。

自分はちょっと無駄に苦労しました。

今回Halot-oneっていう光造形プリンターを使いました。

最初にCrealityさん純正のスライサーで設定してたんですが、

全然、印刷うまくいかなかったんですよね。

っていうのも、Crealityさん純正のHalot-Boxだと設定できるパラメータの数値が足りない・・・

なので今回はChituboxっていうスライサーで設定しました。

Chituboxのダウンロードはコチラ

このSK本舗さんの高弾性ラバーレジン使う場合は、

Chituboxが必須っていう感じになってきてます。

 

印刷条件

じゃパラメーター。こんな感じになりました!

まず露光時間が大体8秒と結構長め。

10秒ぐらいやってもいいかもしれない。

あと自分が引っかかったのが消灯遅延っていうところ。

Halot-Boxだと最大10秒までしか設定できない。

だから「あんま重要じゃないだろう」と思って10秒で造形したら失敗続き!

SK本舗さん推奨の22秒にしたらめっちゃうまくいった!ここ超重要!

「なめちゃいけないよ」っていうところでした。

あとのパラメーターもSK本舗さん推奨の数値を参考にやってみてます。

SK高弾性ラバーレジン

 

プリントクオリティ

テストモデルのクオリティ、精度と併せて耐久性を見ていきましょう。

ちょっと今回使った洗浄液が汚れてて他のレジンの粉がついてるんですけど

そこは自分のせいなので見ないでください。

1円玉ぐらいのモデルでこのクオリティ!すごいですよね。

右側のケバケバも細かいところまで造形できています。指と比べてやばくない?

 

柔らかい材料って細かい造形が苦手な印象があるんですけど

かなり結構いい感じにできてますね。

 

左上の正円はちょっと楕円になっちゃってますね。

柔らかい材料なので、重力には逆らえないですね。

まあ、このクオリティだったら十分っていう感じですね。

上のところのヘリポートのHマークのへこみも綺麗に出てる。素晴らしい。

 

造形精度

このモデルの幅は10mmになっています。

この柔らかい材料も測れる特殊なマイクロメーターで測定していきます。

10.492mm。コンマ5ぐらい大きいかな

「このゴム性を活かして、精度のところも使いこなしつつ、いい作品を作ってね!」

っていう感じのレジンですね。

うん、いいと思います。

 

タイヤとしての性能

じゃあ最後におまけ。

筐体にドリルの引っかき傷がついちゃうぐらい激しいバトルを繰り広げたバトルマシン。

このタイヤに使ってみてどうだったのか。

グリップ力は全く問題なくて、いい感じにタイヤとして機能してくれてました。

やっぱりちょっと大きめにできてるので

タイヤのホイールとゴムは両面テープで貼り付けて使いました。

ちょっと汚くはなっちゃってるんですけど

バトルでも削れ、割れは全くなくて、弾力も残ってて

タイヤのような部品での耐久性も今回の検証では問題なし!

てことで、ぜひ気になる方はチャレンジしてみてください。

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SK高弾性ラバーレジン

じゃあ今日はこの辺で。じゃあまた。

 

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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