どうも、かけるです。
今日は中国の3Dプリントサービスを利用して実際にアイテムを作ってもらったので
その出来やお値段などを紹介したいと思います!
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-0-1-screenshot-1024x576.png)
もくじ
動画で確認したい方はコチラ↓↓
【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw //PCBWay
自分で設計した部品が作れるPCBWayさん
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-0-42-screenshot-1024x576.png)
実際、自分が設計したフィラメントケースなんです。
PCBWayさんっていう会社さんに3Dプリントをしてもらったものになります!
元々はプリント基盤とかの製作をしている中国の会社さん。
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そこが3Dプリントサービスを新しく始めたらしいので、これ作ってもらいました。
どうですかね?
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この透明とか、すごくないですか?!
金属3Dプリンターも色々あって、かなりいいクオリティで
かつ、日本の会社さんと比べるとかなり安めに作ってくれるので
金属とか、透明の素材など特殊な作品が作りたいっていう人にはオススメです!
実際の注文の仕方から価格感の話、クオリティを見てもらおうと思ってます。
飾れるフィラメントケース
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-0-1-screenshot-1-1024x576.png)
今回のメインではないんですが、
こだわって設計したフィラメントケースになってるので
プリントのクオリティというところも含めて
最初に語らせていただきながら見ていこうかなというふうに思ってます。
これは一応コンセプトとしては、縦に複数個ケースを置いて
本棚みたいにきれいにフィラメントを飾っておけるものになっています。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-2-31-screenshot-1-617x1024.png)
気分に応じて、
『今日はどれにしようかなー今日は紫にするか!』っていう感じで
取り出して プリンターにセットしてっていう感じで使える。
きれいなクリア仕上げ
なので全体をクリアで作って、並んで飾られているケースから
一目で中のフィラメントの色が分かるようにしています。
さらに『飾れる』っていうコンセプトでもあるので
飾っておいて綺麗な感じに仕上げてもらったって感じですね。
クリアな外観は、かなりいいんじゃないですかね。
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レジンのプリント品として、クリア塗装で仕上げを注文したので、
黄変(黄色っぽく変色)も全くしていない!
温湿度計や乾燥剤が入れられる
裏見ると、湿度計と温度計が入ってて
上に乾燥剤が入るようになっています。
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置き方の自由度が高い
あとはフィラメントの出口がかっこよくついています。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-3-13-screenshot-1024x576.png)
こういう置き方もできます。
ご自身の3Dプリンター周りの環境に合わせて、
一番便利に使える置き方を選べる形に設計することができました。
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高い密閉性
フィラメントの出口のところのチューブ状のキャップも使う時だけ引き抜くことができます。
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使い終わったらキャップをして、またここにセットすると
もう全部密閉されるって形になってます。
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結構こだわって作りました。
最小の接地面積
このフィラメントケース、一見四角形に見えるんですけど
実は弓なりになってるんですね。中央が凹んでいる。
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なんでかというと、
床と接する面が完全にフラットだと
ちょっとでも擦れたりした時にすぐに擦り傷ができちゃう・・・
そうなると透明性が損なわれるっていうところがあるので
エッジだけ接地するような形にしました!
蓋の開閉も簡単!
開けるときは、ここに指を引っ掛けるところがあるので簡単に開けることができます。
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蓋には3Dプリンターで作ったパッキンがついています。
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【最強ゴム素材】Hotty Polymerのスーパーフレキシブルフィラメント徹底検証!
乾燥剤やフィラメントもしっかり保持
乾燥剤とかも横から取り出せるようになっています。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-4-26-screenshot-1024x576.png)
回転する軸でフィラメントは保持されてるって感じになってます。
どうですかね?
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-4-29-screenshot-1-1024x576.png)
結構いい感じに設計できていると思っています。
造形クオリティ
造形のクオリティを見ると、かなり美しい。
もうテッカテカな透明になっていて、蓋もしっかりできている。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-4-41-screenshot-1024x576.png)
測定してないんで精度はわからないんですけど、機能として問題なくできています。
スプールを外すとこんな感じ。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-5-0-screenshot-1024x576.png)
塗装もいい感じに仕上げてくれていますね。
やっぱりレジンなのでちょっとモヤったりとかは
若干している感じはあるんですけどわかるかな?
ちょっとウニョウニョってはなってはいるんですけど
まあ全然ね 気にならないレベルでいいですね。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-5-15-screenshot-1024x576.png)
こういう格子状のところも綺麗に作られてる。
めっちゃいいクオリティで作ってくれました。
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金属の3Dプリント品とかも作れるので
強度が欲しい3Dプリント品とかの製品や部品が作りたいっていう時には
PCBWayさん、かなりいいんじゃないかなというふうに思ってます。
てことで、設計のちょっとしたこだわりポイントとか
クオリティのところは、ここら辺にしといて
実際の頼み方とか、価格のところ話ししていこうかなと思います。
注文方法
じゃあこれがPCBWayさんのサイトです。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-6-7-screenshot-1024x482.png)
完全ではないんだけど、日本語にちゃんと対応してます。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-6-9-screenshot.png)
今回は3Dプリントの注文っていうところで
モデルのアップロードからやっていこうと思います。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-6-14-screenshot.png)
CNCとかシートメタル板金とか
インジェクション、真空成形とかもちゃんと対応してるみたいです。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-6-19-screenshot-1024x328.png)
今回は3Dプリントサービスを使っていくので
『3Dプリント』それを選択して『Select CAD files』をクリックしてモデルを選択して
アップロードすればOKって感じですね。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-6-37-screenshot-1024x658.png)
3Dプリントの場合はSTLファイルも対応してるんですけど
CNCマシニングとかの場合はSTLファイルは非対応で
Stepファイルとかでモデルを上げる形になります。
あと材料選択。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-7-2-screenshot.png)
工業用のレーザー焼結方式のプリンターで
一般的に使われている金属なら
ナイロンとかチタンとかステンレスとかちゃんと対応してます。
でどんな見た目に仕上がるのかってところですね。
気になると思うんですけど
材料のところでクリックして下にずっと行くと
マテリアルデータシートっていうリンクが貼られてます。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-7-9-screenshot.png)
これクリックすると、作例的なモデルが出てきます。
あとは機械的性質っていうところで、耐熱温度や強度とかの
データを見ることができます。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-7-17-screenshot-1024x488.png)
ナイロン以外も見てみると、例えばアルミニウムのデータですね。
こんな感じの見た目に仕上がる。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-7-29-screenshot.png)
ちなみに今回のフィラメントケースはレジンの中から、
この透明な材料を選択してコーティングでスプレーで仕上げる
っていうオプションを選択して仕上げてもらったって感じですね。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-7-46-screenshot-1024x865.png)
材料まで全部選択し終わったら
モデルをカートに入れるとこんな画面になります。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-7-49-screenshot-1024x605.png)
右側に小計として、3Dプリントの製作費用が出てきます。
左側に「どの配送方法で送りますか」っていう感じで
それぞれのかかる期間とか値段が記載されます。
これを選択すると送料プラスした金額が
右側に合計っていう形で表示されます、
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-8-1-screenshot-1024x564.png)
あとは「注文する」っていうボタンを押すと
一応担当者の人がやるのかわかんないんですけど
モデルのチェックが入ります。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-8-21-screenshot-1024x482.png)
ちゃんとプリントできるかどうかっていうところですね。
大体、数時間から半日ぐらいで通るので
それが通ったらカードとか支払いの情報を入れて
最後、注文確定したら作って送ってきてくれるって感じです。
あとはひたすら待つだけって感じですね。
簡単ですね。
価格比較
じゃあ最後、日本の会社さんとの価格比較っていうところですね。
日本で3Dプリントサービスをやってる会社さんだったら
一番有名なのがDMM.makeさんですかね。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-8-41-screenshot-1024x479.png)
ここでさっきと同じベンチーをナイロンで作ると
3800円ぐらいでPCBWayさんは12.45ドル+一番安い配送方法で
10ドルぐらいなんで合わせて22.45ドルぐらいですね。
なんで今のレートで3000円ぐらいということなんで2割ぐらい安いですね。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-8-59-screenshot-1024x480.png)
じゃあデカ物はどうなのかっていうところで
超クリアな素材でさっきのフィラメントのボックスを
作ってもらうとこれでプリント費用10万円超えって感じで
蓋も入れるとだいたい13万越えって感じでした。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-9-15-screenshot-1024x414.png)
じゃあPCBWayさんはっていうと
両方合わせて約689ドルっていう感じね。
なんで日本円で今のレートで93,000円ぐらいっていう感じ。
なんで だいたい3割ぐらい安い計算になります。
![](https://kakeru-cobo.com/wp-content/uploads/2023/01/【実力拝見!】中国の3Dプリントサービスでデカ透明のケースを作ってもらった!設計ポイントも軽く語るw-__PCBWay-9-30-screenshot-1024x481.png)
てことなので、さっきのベンチーとかも含めると
だいたい2割から3割ぐらいモデルの制作費用安い。
家庭用のプリンターではプリントできないような
金属部品とか今回みたいな大きさがでかいとか
超透明なプリント品が作りたいっていう時は
結構利用してみるといいんじゃないかなというふうに思います。
気になるなーっていう人は概要欄にリンク貼っておきますので
ぜひサイト見てみてください。
じゃあまたー
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