【徹底解説】FDM or 光造形 どっちを買えばいいの?3Dプリンター

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最初に3Dプリンターを始めるときって悩むよね、FDM方式か光造形方式か?

そして、片方持っているともう片方の方式も欲しくなってきてしまう…

今日はその悩みのお役に立てたらと、 自分なりにどちらから始めるのがいいのか?

どちらが合うのか? 使いこなせるのか?

そんな判断ができる情報を解説します!!

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓

どっちを買えばいいの?3Dプリンター?? FDM / 熱溶解積層 or SLA / 光造形 利点欠点も詳しく解説

 

 

どうも、かけるです。

今日は3Dプリンターの2つの大きく分けた方式

FDMと呼ばれている熱溶解積層方式と

SLAと呼ばれている光造形方式

この2つの特徴を紹介して、

皆さんにどっちがおすすめなのか/合うのかというところが

分かるような情報をみなさんに一つ一つ説明していきたいとおもいます。

 

それぞれのプリントクオリティ

 

まずは、それぞれを使って出力した3Dプリント品をみていただきます。

右が熱溶解積層方式FDMでプリントしたホグワーツ城です。

左が光造形SLAでプリントしたハウルの動く城です。

どちらもプリントしたモノをそのまま塗装しただけですが、

雰囲気がだいぶ違いますよね。

ホグワーツの方は、近づいてみると、積層痕がありなかなか味のある出来になってます。

 

ハウルの動く城の方は、細かい造形がはっきりできていてかっこいい。

 

熱溶解積層方式FDMの特徴

 

じゃまずは、一般的に3Dプリンターって言ったら

ほぼ100%は、FDMと呼ばれている熱溶解積層方式の3Dプリンター。

こっちの方を言われていることが多いので

FDMからどういう利点があるのか、

どういう構造なのかを説明していきます。

 

自分が使っているのは、前から使っていたAdventurer3とEnder3-Proとかもそう。

レビュー記事はコチラ↓↓

【おすすめ】3DプリンターAdventurer3 レビュー

 

【簡単】すぐやるべき!Ender 3 & Pro 性能アップ改造 5選

 

あと、以前に説明したベルト式のCR-30とか、とSermoonD1という過去にレビューしたものも

全部熱溶解積層方式っていう形 になってます。

レビュー記事はコチラ↓↓

ベルトコンベア式 3Dプリンター CR-30 の実力 + 使いこなしのコツ 7選

 

【最強】中型3Dプリンター Creality Sermoon D1 レビュー&おすすめ設定

どういう特徴かというと

こういうね、見えるかな?

こういうプラスチックの針金ですね。

こういうものを熱でヘッドというところで溶かして

その溶かしたものをソフトクリームみたいに

にゅるにゅるにゅるってだして、それを重ねて

3Dの形状をつくっていくという形になっています。

 

構造とかの話は詳しく、始め方を一から説明しているので

動画で確認したい方はコチラ↓↓

激安2.2万円からの 3Dプリンター の始め方 [前編] 買い方~方式の特徴とおすすめ // Ender-3 Pro Creality

 

熱溶解積層方式FDMの利点

扱いやすくて安心・安全

利点というところですね。

さっきも見せたんですけど材料がリールに巻かれたプラスチックの針金

フィラメントとか言われてます。

こういうものなんですよ。

なので、これを普通にそこら辺にポーンて置いておいてもOKです。

材料に素手で触れるということで、結構手軽に扱うことができますね。

3Dプリンターとしてはかなり扱いやすい部類で手軽というのが、

まず一つ目の利点かなというふうに思います。

 

ちょっと湿度管理は必要なので

ジプロックとかに入れて、気になる人はアルミ蒸着とかのバッグに入れて

中に乾燥剤とかを入れて保管するとよりプリント品質も向上しますし、

失敗が減るのでコスパが良くなります。

 

このFDM方式は、換気が必要です。

ヘッドでプラスチックを溶かすさいに、

微粒子が出てたりとか、ABSだと有害なガスが出てたりするっていう理由で

一応換気は必要っていうところになってくるんです。

光造形に比べるとだいぶ、害がある薬品も扱わなくていいので

すごい手軽で比較的、安心安全っていうところになっています。

 

強度のある材料が使える(使える材料の幅が広い)

あと、材料ですね。

材料がPLAと呼ばれてるポリ乳酸とかいうものが一般的に使われてます。

 

他にもよく一般的に耳にするような

ABS であったりとかPET、ペット ボトルに使われているものですね。

そういう硬くて強い材料が使えるんですよね。

その材料そのまま溶かして使えるので

材質の性質を利用したプリント品が必要という場合、強度が必要っていう場合は

こっちにかなり利点。

なので利点としては手軽で強い機械部品とかが

得意な3Dプリンターっていう形になってます。

 

もちろんアート系も、こういう猫ちゃんなんかも

刷れるんですけど、どっちかというと強度部品&機械部品って感じですね。

 

熱溶解積層方式FDMの欠点

で、欠点の方ですね。欠点も一応あります。

積層痕が残る

ソフトクリームみたいに溶かした樹脂を一層一層にゅるにゅるって

積層していく、積み重ねていくので

どうしてもその積層痕、積み重ねた痕みたいなのが残ります。

なので塗装をして痕とか残さないような

綺麗なプリント品を作りたいという方には向かないかなと思っています。

 

頑張ってその積層跡をやすったりして消している方とかいらっしゃったりします。

自分もやったことあるんですけど、めっちゃ大変!

 

やすってパテ埋めてねサフ吹いてやすって磨いて。。。。みたいな

それだけで2,3日終わるんじゃないかってくらいめっちゃくちゃ大変なんですよ。

そこらへんはちょっと欠点かなというふうに思いますね。

 

高精細プリントは苦手

あとはね、高精細は苦手っていう感じです。

プラスチックを溶かしたものをノズルって言われてる

細い穴が開いた尖ったものからにゅるにゅるにゅるって出すんです。

だいたいこの穴が0.4mmとか0.1mmとかあるので、

どうしても、その穴よりも細いものは積層できないです。

めちゃくちゃ時間かけて、めちゃくちゃ高精細にプリントできるプリンターもあるんですけど

細かい造形には向いてない、そういうところが欠点かなって思いますね。

めちゃくちゃ高精細3Dプリンター Qholia

その代わり、船のちっちゃいモデルとかだったら

1時間半とか早いと1時間くらいで刷れちゃう

プリントスピードを、ノズルの穴径を太くすれば太くするほど、早くできるので

造形時間という点ではかなりスピーディにできます。

高精細を苦手なんだけどスピーディにできるので

まぁ一長一短ですね。

 

光造形方式SLAの特徴

光造形というのは一般的に SLA と言われているものですね。

英語のスペルは「stereolithography apparatus」。

 

どういう方式かというと

レジンバッドって呼ばれているような水槽の中にレジンって言われている

紫外線で固まる薬品を入れて

その中にステージって言われている3Dプリント品がくっつく板みたいのを沈めて

底まで沈めて、 下から紫外線をパパパって当てて

一層一層、固めていってそれを引き抜いていきつつ、

固めて引き抜いて固めて引き抜いてという感じで吊り下げながら

3Dプリントしていくような方式になります。

 

光造形方式SLAの利点

高精細に強い

こいつの最大の特徴かつ唯一かつ突き抜けすぎている特徴が

高精細というところですね。

この辺にモデル出しておこうと思うんですけど

本当にめちゃくちゃ綺麗なんですよ。

 

光造形プリンターの始め方・準備するものはコチラ↓↓

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part1[ 準備編 ]

 

FDMと比べて、もう比べ物にならないぐらい綺麗

積層ピッチも標準で0.05mmなんですよ。

このHALOT-ONEだったら、積層ピッチが0.01mmから刷れるので

めちゃくちゃ細いね。

その高精細さが欲しいがために、この3Dプリンターを買うという感じです。。。

そこがまぁ一番の売りっていう感じですね。

なのでアート系ですね、フィギュアを作られる方とか

プラモデルの部品を作る方とか、あとプラモデル自体を作られる方とか

モデリングして作られている方とかそういう方には確実に

光造形をおすすめします。

 

やっぱり積層感っていうところもほとんど分からなくなりますし

サフとかヤスリがけとか全くせずに塗装した感じで

こんな感じになるので、本当に塗装して仕上げる作品を作られる方にとっては

もうね、こっち一択かなーというところになってきていますね。

それくらいその高精細さというのをすごく魅力になってきます。

 

透明部品のプリントが可能

あと利点がもう一個あります。

透明な部品もプリントできるというところもかなり魅力かなというふうに思います。

FDMの方でも頑張れば透明なものもできなくもないんですけど

光造形だったら簡単にできます。

材料に透明なもの使えば、すぐにできちゃいます。

 

光造形方式SLAの欠点

なんですけどやっぱりに欠点いうところもいくつかあるんですよね。

危険な薬品を扱わなくてはいけない

まずは薬品を使うというところですね。

光で固めるレジンという材料を使います。

固める前は揮発性で、それを吸い込むと害があるので

必ず換気をしなきゃいけないものになっています。

 

プリント品完成まで手間がかかる

プリントの方法について、

この3Dプリンターで固めただけだとまだ生固まりです。

できたモデルを洗浄して、そのあと二次硬化っていって

もう1回しっかり固めるっていう工程が必要なんです。

それ用の二次硬化機があります。

その洗浄で使われる液体、薬品もちょっと吸い込むと害があるものになってくるので

薬品を扱わなきゃいけないっていうところが

パードルが高いかなというふうに思います。

やらなきゃいけないこととしては、必ず換気の良いところで

プリントも洗浄も二次硬化も必ず換気がいいところでやらなきゃいけない。

あと薬品を使うときは必ず手袋・マスク・保護メガネもしないといけない。

眼とかに跳ねると大変なことになるので

そこらへんもしなきゃいけないというところで

薬品の扱いが面倒くさいというところがとありますね。

これがね一番のハードルかな。

 

プリント品ができるまで時間がかかる

あとね、さっきも話したんですけど、工程が3つあるということで

結構トータルで見るとモノができるまでは

こっちのFDMと比べるとかなり長くなってきます。

 

印刷時間としては、若干FDMよりもトントンか早いか、モノによりますけど

そんな感じ。

 

なんですけど、まず光造形のプリンターで固めます。

1回 固めて、ざっと3Dモデルが崩れないレベルに生固まりみたいな感じにします。

 

その周りにレジンと呼ばれてる固まってない材料が付いているので

それを洗浄して二次硬化っていう、もう1回紫外線を当てて

完全に固めるっていう3段階で仕上げなきゃいけません。

めんどくさくて、時間がかかるよっていう感じになってます。

プリント時間はさっき言ったようにトントンかちょっと早いかという感じで

だいたい洗浄っていうのがハケとか手作業も含めて5分~10分

準備とか含めると15分くらいっていう感じになっていて

二次硬化と呼ばれている固めるのが物にもよるんですけど

透明なものだったら15分から30分ぐらいで

色がついている白とか黒とか透過しないもの、透明じゃないものに関しては

大体30分から1時間くらいみなきゃいけないので

印刷時間というかモノができるまでは時間がかかるっていう感じになってます。

 

強度部品は作れない

もう一個欠点があります。

レジンが材料として使われます。

なのでFDMで使われるようなABSとかPETとかが使えません。

材料的には強度のあるものは一応あるんですけど、

 

めちゃくちゃ強いモデルとか硬いものとか強度が必要なものは厳しいです。

 

あと紫外線で固まるっていうことは、紫外線の影響を受けるということなので

固めたあとも、日なったとか外で使うとなると、

結構ひび割れてきたりしちゃうので保障できないって感じです。

 

一般的にはそうなんですけど、前回説明したように、

プリントして固めた後、ちょっとした一工夫することによってそこをケアできるので、

ちゃんと劣化しないような光造形の3Dプリント品を作りたい方は

是非こちらをチェック↓↓

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 Part4 [ 硬化/後処理編 ]

 

 

欠点もあるよーというところを頭の片隅においていただけたらと思います。

 

結局どっちを買ったらいいのか

どう思います?

これまで説明を聞いてきて

自分はどっちが欲しいかなというふうに、

考えながら聴いていただけたかと思うんですが

3Dプリンターをこれから始めるよという方には

自分はFDMを必ずオススメしようと思っています。

 

光造形は薬品とか使わなきゃいけないので

自分の中でも3Dプリントするっていうところが

結構ハードルが高くて、「よし3Dプリントするぞ!」という感じで

ちょっと気合を入れないと始められないぐらいです(笑)

 

そうすると一番最初に始めるってなると

その面倒臭さがあって、3Dプリントをしなくなっちゃう可能性が高いので

自分は最初はFDMをおすすめします。

3Dプリンターにプリント材料のフィラメントをつけっぱなしにしてもいいですし、

湿度対策も箱とか防湿庫に入れておけばいいっていう感じで

3Dプリントしたいと思ったらデータを送ってすぐスタートっていう感じで、結構手軽に使えるので

自分はFDMがおすすめという感じにはなってきますね。

 

なんですけど一応ね、

「自分にはどっちが合うのか質問表」を作ってみました。

1と2の

自分がどういうものを刷りたいか、プリントしたいかっていうところが

アート系でめちゃくちゃ細いプリントをしたい

薬品を使うというところで、ちゃんと自分が扱う知識を手に入れて

対策ができるのか、環境を整えられるのか

 

これが両方ともに「はい」だったら

FDMじゃなくて光造形がいいかなぁというところにはなってきます。

薬品は結構危ないので。お子さんがいらっしゃる方とかペット飼われてる方だったら

必ずそのペットとかお子さんがさわらないような状態、

この作業エリアを隔離できるかというところも重要になってきます。

 

一方で、アート系とかフィギュアとかプラモとか

そういうのを刷らない、だいたい歯車とかちょっとしたDIYとかで

ブラケット、金具っぽいを作るとか、そういう機械部品/部品が主だよっていう方

1や2の質問が当てはまらない方は、

FDMを買ってもらうのがいいなぁっていうふうに思いますね。

っていうところで、自分だったらどっちを買うべきかというところは

質問表でした3つのそれぞれに「はい」か「いいえ」でちょっと想像して頂いて

どっち買うか選択していただけたらと思います。

 

動画で分かりやすく3Dプリンタを説明

ってところねまぁ今回この辺にしておこうかな。

それぞれ始め方や、ゼロからの使い方、

各機械の準備のところから、必要な道具で初期セッティングからプリントまで。

光造形の場合はプリントしてからどうやって後処理するのかというところまで

それぞれHow toの動画上げてありますので

もし気になるっていう方は、それぞれ両方長めの動画になってきてるんですけど

見ていただけたらすごく嬉しいです。

How To動画はコチラ↓↓

知識0からFDM 3Dプリンターを始める方法

 

 

【基礎から解説】 光造形 3Dプリンター の始め方 [ 準備 → プリント編 ] // HALOT-ONE Creality

 

 

じゃあ今回は3Dプリンターの大きな2つの方式ですね

FDMとSLA、どういう特徴があって、

皆さんにはどういうものがおすすめなのか、合うのかというところね

判断出来るような情報をお伝えしてきました。

じゃねまた次回の記事でお会いしましょう。バイバーイ

 

この記事を読んだ方にオススメの記事↓↓

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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