FLASHFORGE社のAdventurer3を使い始めて5か月目の時に収録した
レビュー動画のまとめになります。
「3Dプリンターを買おうと思うけど実際どうなの?」
「今使ってる3Dプリンターを買い替えようと思ってるけど失敗したくない」
っていう方!
検討する際の参考にしてください!
結構候補に挙がることの多いAdventurer3を
エンジニア歴10年のプロが実際に使ってみての、
おすすめポイント/懸念ポイントをまとめてみました。
動画で確認したい方はコチラ↓↓
Adventurer3 / FLASHFORGE おすすめ3Dプリンター 5カ月目レビュー+α
もくじ
価格
本体 : 53,900円(送料別)(2021/10現在)
使い方によると思いますが、3Dプリンターって7万~って感じになっている
なかで、結構現実味のある価格かなって感じですね。
頻繁に買い替えられるものでもないので、
この値段も納得できる性能を、実際に使ってみて説明していきたいと思います。
3Dプリンターを探していて2万円とかのプリンターもあると思います。
自分も仕事で使ったことがあります…
実際、安いプリンターだとプリント失敗の確率が高いです!
フィラメントはもちろん、
失敗した分の設計工数や、改善対策のための設計検討の工数も
すべて余計にかかってしまいます!無駄です!!
楽しいはずのモノづくりで、いらないストレスも感じて、負しかない!
3Dプリンターを使って10年になり、いろいろなプリンターを使って
改めてちゃんとしたモノを買った方が結局得だということを自信をもって言えます!
Adventurer3のいいところ・選んだ理由
- プリントの安定性
- 価格(本体・材料)
- 囲われたデザイン
- 安全性
- ネットワークにつながる
まず、安定性ですが…
今まで3種類のフィラメントを使ってきて一度も詰まってないです!
同時期にAdventurer3を購入した知人2人も同様にヘッド詰まりなし!
ということなので、なかなか優秀ではないかと思います。
自分が以前、仕事でよく利用していた秋葉原にあるシェア工房「DMM.make」
でも5台くらいAdventurer3を導入していて、評判が良いです。安定性〇
DMM.makeに興味のある方は下から検索してみてください。
フィラメントが湿気ってプリント失敗…なんてこともありますが!
以前純正のフィラメントを水没させて乾燥して、
どうなるのか。。。検証した動画も以前あげてます!
少しでも気になった方はコチラ↓↓
3Dプリンター 吸湿フィラメント の復活方法 / フィラメントドライヤー eSUN eBox 乾燥機 & ホルダー
結果としてはすごく良好でした!!
若干糸引きするくらいで、エラー起きませんでした。
価格 (本体・材料)
価格については、、、この性能にしてはとにかく安い!!!
冒頭でも記載しましたが、
本体が、 53,900円(送料別)(2021/10現在)
フィラメントが、500gで2750円 (送料別)(2021/10現在)
なので、3Dプリンタを始めてみたいなーという方は6万以下で
スタートできます!
自分が購入したときにおまけでついてきたフィラメントは赤で
あまり使う機会がなかったので、
黒とか白とか使いたい色がはっきりある場合は、
フィラメントも買ってみてください!
フィラメントについては、重量別で500gと1000gで販売していますが、
1000gの方が1g当たりの価格が安いので、ぜひ1000gで購入をおすすめします。
1000gだと本体に取り付けることができないので、
自分は下の写真のように、外に供給機兼除湿器を取り付けています。
除湿機能がいらない方は、100均とかで売ってる書類フォルダを使ってもいいと思います。
囲われたデザイン
3Dプリンターって囲われていないデザインのものも多いんです。
囲われていないデザインだと、そのまま置いておくことで
ほこりなどがかかって故障やトラブルの原因になることがあるんです。
Adventurer3は6面壁と扉でおおわれているので、その点がおすすめです。
自分の家には猫がいるので、プリント途中で造形物を触ってしまうっていう
事故が防げます!家族を守るという意味でもいい点です!
ヘッドは稼働中210℃とかまで上がりますからね、結構危険です!
色も白と黒のツートンカラーで部屋においても景観を損ねない!
部屋になじんでくれてインテリア的にもかっこいい!
安全性
フィラメントのデータシートっていうもので材料物性について確認できます。
メーカーに問い合わせたらすぐに送ってくれます。
「物質の構成や接触についての安全性に関する調査報告書」ですね!
変なもの入ってないよねーとかってことがわかります。
あとは、ノズルがステンレス製です!
3Dプリンターのノズルって結構真鍮で作られてたりします。
この銅が熱したフィラメントに混入する可能性があるので、
気分的によくないかなーっていうことでステンレス製なら心配ないです。
ネットワークにつながる
今までのプリンターだとSDカードにデータを入れて、
そのSDカードを差し込むことでデータをやり取りしてたのですが、
Adventurer3は本体がWi-Fiに接続できて、
PCのソフトから本体に直接データを送って、造形スタートできます!
Wi-Fiに接続しているので、出先からでも造形ストップやスタートできます!
わざわざ3Dプリンターのところに行ってスタートしたりしなくてもいい!
また、中の造形物を確認できるカメラがついているので、
「帰ってきたら造形失敗してたー」なんていう悲しいことも避けられます。
FLASHFORGE社様のロゴなど 日本代理店公式サイトから
最後に、プリントクオリティ
テストプリント用のモデルで検証してみました。
穴とか円柱は±0.2mmでできていて、かなり精度いいです!
平たいモデルなので、サイドが下のように反ってしまいました。
これは3Mの3Dプリンタープラットフォームシートとかを張れば解決できます。
一番すごいのが、下の画像のブリッジっていう部分で
25mmくらいならサポート材なしでも全然垂れてません!
次はオーバーハングです。
45°くらいまでなら問題なさそうですね!
それ以上になると造形が荒くなってきたり、垂れが生じてますね。
最後にBenchyを造形してみました。
これも オーバーハングとかいろいろな要素をサポートなしで刷ってます。
デフォルトの設定でも特に問題なさそうなプリントができてしまいました。
優秀なプリンターですね。
今回テストプリントに使ったモデルは下記のサイトから無料でダウンロードできます。
ぜひ試してみてね!
- 小さいのもあるよ
*MINI* All In One 3D printer test
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