【おすすめ】3DプリンターS1シリーズEnder-3 S1 Plusのレビュー!

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今日はS1の3兄弟のでっかい兄貴「S1 Plus」っていう3Dプリンターの紹介です!

S1シリーズの3機種の中で一番お気に入りなんですけど

どこがどういう風にお気に入りなのか

「もうちょっとこうした欲しかったな」というところの話まで。

その改善方法とかいろいろ話していきたいとおもいます。

 

動画で確認したい方はコチラ↓↓↓

S1 三兄弟のデカ兄貴!Ender 3 S1 Plus 一番のお気に入りwおすすめオプション部品の話もあり

 

遊び系のチャンネルでは、実際にこのプリンターで造形したマシンをバトらせたりしてるので

よかったらそっちも遊びに来てね!

作ったロボでガチ風船バトルしてみたら…まさかすぎたwww!// えふていーさんコラボ

 

デカい!Ender-3 S1 Plus

どうも、かけるです。

今回はEnder-3 S1 Plusという3Dプリンターを提供いただいたので

レビューをしっかりやっていきたいと思います。

これ、サイズ的にどうですかね?自分の顔と比べてこんな感じ。

結構でかいですよね。

Ender-3 S1と並べるとこういう感じ。

デカさ伝わりましたかね(笑)

フレームもベースも同じもののようです。

ベースの上に門構えが乗ってるか、ベースのわきから生えてる

っていう感じの違いでワークサイズが変わってるんですね。

サイズをデカくしている感じありますね。

Ender-3 S1 Plus、「ワークサイズがでかい」っていうところが特徴で

「兄貴」って呼んじゃっています。

S1三兄弟ね、S1の無印とProっていうのと、Plusって感じですね。

無印とS1 Proの違いについてはコチラの記事で詳しくまとめてるのでチェックしてね。

【徹底レビュー】S1 vs Pro ? マジ進化! この 3Dプリンターは買いか?

 

Plusの方は見た目からわかりますね(笑)

もう、でかい。でかいワークサイズなんですよね。

デカい造形物がプリントできる。

そこが特徴のプリンタになっています。

一番特徴的なのはそういう所っていう感じですね。

他はだいたい一緒なんです!

ひと言で言うとそういう感じのプリンターという感じになってきています。

なので、「S1のワーク サイズだとちょっと足りない!」とか

「もうちょっとワークサイズがあったら、モデル全部入るのに」とか

「もうちょっと大きいサイズがプリントできたら分割せずにプリントできるのに」

みたいな悩みがすべて解決できるんです!

 

大は小を兼ねるという感じで

このEnder-3 S1 Plus、かなりお勧めの機種になってきています。

なので「もうちょっと大きいプリンターが欲しいよ」っていう人は

今回のEnder-3 S1 Plusと前回レビューした

Max Neoが結構オススメなので検討してみるといいと思います!

【コスパ最強&プリントサイズMax】 次世代 Ender 3 の Max Neo ってどう?

 

今回は最初に造形品質を見てみてから

組み立て性をみて、特徴の紹介っていう流れでやっていきます!

大判を印刷できるプリンターって他にもあるんですけど、

ちょっと安定性がイマイチだったりとかするんですよね。

これが実際どうなのかっていうところ正直にレビューしていきたいと思います!

 

プリントクオリティ

じゃ造形品質見ていきましょう。

まずはピカピカなシルクフィラメントカバー。

シルクフィラメントってピカピカしている分

かなり粗とかが目立ちやすいんですけど、どうでしょうか?

個人的に結構綺麗に出来てると思います。

サポートが付いてたところはちょっと荒れちゃったりしてるんですけど

もう十分に問題ないっていう感じですね。

で拡大してよーく見ると椅子のところとかちょっと波っぽい感じになってきてしまってますね。

造形時の方向で考えると奥行方向の方がきれいで

左右方向の方が、より波っぽくなってしまってますね。

左右方向の方がベッドとプラットフォームを動かさなきゃいけないので

よりモーターのパワーが必要っていう理由で表面が荒れてますね。

 

シルクフィラメント以外にも造形してみたのですが、

普通のPLAでは全く気にならないですね。

っていう感じで。印刷の品質技術は全く問題ないと思います 。

 

もう一点、細かいところのお話です。

オーバーハングですね。

重力に逆らって反り立つ壁的な感じで刷らなきゃいけないところ。

45°でも垂れることなく全く問題ないですね。

 

組み立てタイムトライアル

じゃあ次に組み立ての時間計っていきましょう。

タイムトライアル。まずは梱包を開けていきます。

今回も電動ドライバーは使わせていただきます。

じゃあ計っていこう。

もうベースと門構えのところができているのでめっちゃ簡単。

ヘッドを門構えに組み付けて、門構えをベースにくっつける。

タッチパネルくっつけて

でケーブル類をコネクタにつけたら終わり。

だいたい7分ちょっと。組み立てはもちろん超簡単。

 

Ender-3 S1 Plusの特徴

造形品質とか組み立て性とか見てもらってきたので、

あとはEnder-3 S1 Plusの特徴というところですね。

S1シリーズの他の機種と比べてどうなのかというところを説明していきます。

Ender-3 S1 Proに関しては無印に比べて

ヘッドの最高温度が高い+プラットフォームがPEI

っていう特徴がありました!

 

S1シリーズの中で1番値段が高い、このEnder-3 S1 Plusが

どんな感じなのか、結構期待したいですよね。

S1シリーズとしての機能は当たり前!

大前提として、S1シリーズは、ほかのシリーズよりもフラッグシップっぽい感じ。

かなり玄人向けで、性能の高い機種としてのシリーズです。

ということで、基本的にS1シリーズはどの機種も

シリーズとしてちゃんと統一されているものとして

CRタッチセンサー、オートレベリングセンサーがついていたりします。

印刷前にステージが斜めってたり凸凹してないかを検知して

ちゃんと補正してプリントしてくれる機能がついています。

S1シリーズの最大の特徴であるダイレクト式っていうところも踏襲しています。

ボーデン式、ダイレクト式の挿絵 3dprinting.com様からDirect vs Bowden extrusion

「プラスチックを溶かすところ」と「プラスチック押し出すところ」の機構が

ユニットにコンパクトにまとまっている。

柔らかい材料とかめっちゃ硬い材料とかも使うことができます。

また、フィラメントが途切れてしまった際に自動で止まるというような

フィラメント検知センサーが付いています。

もちろん静音ボードを搭載しているので静音性も高いです。

高さ方向の矯正の送りねじがデュアル、両側についています。

(Creality公式サイトより)

上で2本の送りネジがベルトで繋がっているので

左右の2本の送りネジのズレが補正されて、タイミングが狂わないように

対策されています。

 

Ender-3と比べるとめちゃめちゃ進化してる!

【簡単】すぐやるべき!Ender 3 & Pro 性能アップ改造 5選

 

S1シリーズの詳しい情報は一番最初のレビューの時に

詳しく話しているので、利点とかイマイチな点というところも

詳しく知りたい人はコチラの記事をチェックしてね。

最強の Ender 3 現る!全てを詰め込んだ S1 vs Ender 3 Proとも比較

 

動画はコチラ↓↓↓

最強の Ender 3 現る!これが全てを詰め込んだ S1 vs Ender 3 Proとも比較//Creality

 

今回のPlusもS1シリーズの特徴になっている部分はしっかり踏襲されています。

フラッグシップのモデルになってきていて

さらにデカいサイズのモデルが安定して刷れるという機種ですね!

 

ワークサイズが大きい!

(Creality公式サイトより)

他の機種と違うというところに焦点をあてると

まずはワーク サイズっていうところですよね。

縦300×横300×高さ300まで刷れるプリンターです!

 

大きなワークサイズのプリンターになってきているというところが

一番の特徴という感じですね。

 

フルメタルヘッド

ヘッドっていう押出機のところがフルメタルになっています。

ハウジングとかのケーシングもプラスチックじゃなくて

メタルになっているんですよね。

S1だとメタルじゃなくてプラスチッキーな感じがあったりするんです。

Proと同じような感じで、ガワもメタルになって強固になってますね。

押し出しの力が80N!かなりS1と比べても改良されてますね。

 

温度域260℃まで

Ender-3 S1 Proと比べると温度域がちょっと低いっていう感じですね。

Proの方は300℃までヘッドが温まるんですけど

Ender-3 S1 Plusは260℃までという感じ・・・

「エンプラをめっちゃくちゃ刷りたいよー」という人はProの方を購入するか

1万円ちょっとぐらいでヘッドを交換してください!

Proと同じ300℃くらいまで上がるヘッドが別で買うことできるので

それでアップグレードできます!

自分は大物で特殊な素材を使う予定がないので、交換はしていないです。

ファームも変更しないといけないので交換する方は調べてチャレンジしてみてください!

 

タッチパネル搭載!

S1と違って、もう一点いいところが

タッチパネルがついているというところですね。

S1まではノブで操作する感じでした。

ユーザーインターフェース的にはS1の方が結構操作しやすくて好きなんですけど

S1 Plusの方はS1 Proと同じようにタッチパネル式の操作パネルが付いていて

結構いい感じかなというふうに思っています。

 

プラットフォーム調整ネジが赤い

プラットフォームの斜め具合の調整、レベルの調整のところの

ネジがアルミに赤いアルマイトされているっていう感じ。

Proも調整ネジがプラスチックだったりとかするんですけど

そこが金属化されていて、かなり改善されていて結構いい利点かな。

マイナーなところではあるんですけど

結構お気に入りのポイントだったりはします。

 

そこらへんが他の機種と比べて結構改善されていて良い点かなって思っています。

 

惜しいなっていうポイント

じゃあ最後にちょっと惜しかった点というところもあったので

そこら辺も紹介していきたいと思っています。

イマイチな点っていうわけではないですね。

全体的に不具合もないですし、もう本当にS1シリーズ使ってきていて

S1の無印もS1 ProもS1 Plusも、もう申し分ないぐらいいいプリンターっていう感じ。

今回ワークサイズでかくなって

一番のお気に入りのプリンターになっちゃったというね。

やっぱりでかい物を刷れるってめっちゃいいですよね。

 

デフォルトのプラットフォーム

ちょっと惜しかった点ていう所もありました。

それをどうやって改善するかというところも話していこうと思います。

まずはなんといってもこのプラットフォーム。

S1 Proの方はちゃんとPEIのプラットフォームがついてきたんですけど

今回はまた S1と同じように

この普通のちょっとざらっとした系のよくEnder系でついてくる

こういうザラっとした系のプラットフォームがついてきちゃいました。

マグネット式でベッドにくっつくところはうれしいですが、正直あまり好きじゃない。

ぶっちゃけこのプラットフォーム一回も使ってないです。

S1の時に使ってたものと同じなので性能はわかります。

ぶっちゃけ定着はめっちゃいい

なので普通に使えるプラットフォームにはなってきています。

なんですけど定着が良すぎて、造形物の痕がめっちゃ残る。

こびりついちゃうんですよね。

全然ヘラとかでやってもはがれない。

自分はあまり好みではないんですよね。

 

っていうのも値段をちょっと見てみると

S1が今アマゾンの価格で53,000円。

S1 Proが64,000円ぐらい。

Plusが74,000円くらい。

っていう感じなんでS1 PlusはS1 Proよりも高いんですよね。

一番高い機種じゃないですか。

それならデフォルトのプラットフォームでPEIを付けて欲しかった!

 

まあPEIなんて

だいたい5000円とかで売ってるので別で買って、パパっと交換して改造しちゃいましょう。

 

自分ももちろんPEIを使っています。

これは今回、Plusを提供いただいたPERGEARさんってところから出ているPEIのシートですね。

両面ともテカテカっていう感じじゃなくてテクスチャーがついているようなPEIシート。

これを使ってちゃんといい感じに刷れてます。

 

大判のPEIシートってあんまり種類がなくて珍しかったりするので

PEI使いたいという人は買ってみるといいと思います。

何回かプリントしてるんですけど剥がれたりとかもしない

プラットフォームの温度が下がってくると勝手にモデルが剥がれるような感じ。

結構使いやすいので結構お勧めです。

ちなみにちゃんとマグネットもついてるので

買って、ペタってマグネットでくっつけるだけで使えます。

 

フィラメントが上からしか供給できない

あとはS1と同様、フィラメントが上にしか付かないっていうところ。

フィラメント検知センサーが上に付いてるので

センサーを通さないと「フィラメントが入ってないよ」という感じで

造形ストップしちゃう。

上にしか基本的にフィラメントを引っ掛けることができないです。

フィラメントって湿度が高いところに置いておくと水分を吸ってしまいます。

それが不具合の原因になるので防湿ケースとか乾燥機に入れながら印刷したい

特にこういうでかい造形サイズのものって

印刷時間が絶対長くなってきてしまうのでより一層、気を使いたい。

ドライヤーってだいたいプリンターの横に置いて使うんです。

そこから上にいって供給するということができないので

ちょっと難点かなというところ。

これはS1シリーズ全部そうですね。

自分はフィラメント検知センサーを横に移動させて

横からフィラメント供給できるように改造しています。

全部モデルも無料で公開しているので、参考にみなさんも改造して使いましょう。

[完全版]Ender-3 S1 に横からフィラメントを導く改造!全て紹介

 

ヘッド温度

で最後にもう1個、さっき価格の話したんですけど

S1 Plusが一番高い機種なんですよね。

ヘッドの温度。せっかく一番高い機種でハウジング部もメタル化したんだったら

温度も300℃までおまけしてよっていう。

260℃じゃなくて40℃ぐらい最高温度を上げてよっていうところは

ちょっとありましたね。

300℃まで上がればProの完全な上位機種っていう感じなのに・・・

ヘッドは260℃までしか上がりません。

まあでも、260℃あれば一般的な材料は使えるんで全然いいんですけどね!

高い温度が必要な材料が刷りたい方とか

炭素繊維強化ナイロンとかの特殊な材料とか使いたいという方には

ちょっと温度が足りないかなというところはありますね。

これも改善としてはこのヘッドだけ

普通にオプションとして売ってるんですね。

さっきも 話したんですけど

温度が300℃まであがって、ハウジングにパッと組み替えられる

ヘッドが売っているのでオプションのヘッドを買って

改造してあげるっていうのがいいんじゃないかなというふうに思います。

ファーム変更もチャレンジしてみてください!

 

最後に

というところですね。個人的に自分はProよりも気にいっています。

こいつにはめっちゃこれから活躍してもらうと思っています。

なので個人的に1番おすすめがこのEnder-3 S1 Plus。

2番目がEnder-3 S1 Proで、3番目がEnder-3 S1っていう感じ。

めっちゃいいプリンターなんで大判でダイレクト式のプリンターを

考えてるっていう人はぜひチェックしてみてください!

じゃあ今回はこの辺にしておきましょう。

じゃあ次の記事でお会いしましょう。

 

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kakeru

エンジニア歴10年以上! モノづくりの楽しさをみんなに伝えたい! ねこべやの片隅から3Dモノづくりや猫DIY、お役立ち情報などを 週末の金~日にかけて動画投稿中
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